この冬一番の冷え込みなのに、ハワイアンの話題です

 このブログにもしばらく前にコメントをくれたeritaroというHNの人がいます。実をいうとeritaroは僕の直接の友人で、現在一児の母。知り合ったのは彼女が高校1年の時ですから、ずいぶん長い付き合いになります。どのくらい長いかというと、正直に書くと計算して年齢がばれちゃって、絶交されちゃうくらい長いです(笑)。なにをやってもなんか危なっかしくて、なんというか「妹分」のような存在でしたが、今ではりっぱに子どもを育て、家庭を支えています。信じられませんが(笑)。
 その彼女が、最近フラを始めたそうです。あのハワイのダンスのフラです。最初は専業主婦のお稽古ごとくらいに思っていたのですが、どうも僕が考えているよりもずっと真剣に取り組んでいるらしく、なんか地元のテレビにまで出演したとか(彼女は今、仕事の関係である地方都市に住んでいるのです)。彼女もブログを持っていて、フラのことも書いてあるんですが、それを読んでいると、なんだか自分もフラをやってみたくなります(いや、オヤジがやっても変なだけなのでやりませんけどね)。
 で、フラはやらないけど、久しぶりにハワイアンを聴いてます。といってもうちにはあんまりハワイアンのレコードはないんで、とりあえず「Hawaii Calls」とか、ワイキキ行ったときに買ったいかにも観光みやげっぽいハワイアンのCDとか引っ張り出して流してます。
 今ながれているのは、山内雄喜の「Aloha Anuenue」。日本のスラックキー・ギター第一人者の、いろいろな人との共演曲を集めたコンピですが、寄せ集め的なところはまったくなく、曲ごとにゲストがいるオリジナル・アルバムという趣です。前述したように、僕にハワイ音楽の善し悪しを語るほどの造詣はないですが、聴いているとリラックスできます。収録曲には、KONISHIKIの歌声あり、インストルメンタルあり、サザンの「真夏の果実」まであります。ありがちな「伝統的な曲・演奏のみ」ではなく、もっと自由な感覚です。そこが僕のような「少しだけ聴く音楽ファン」にも敷居が高くない感じになるんでしょうね。
 このアルバムに入っている「Pua Lililehua」という曲、僕はサンディーが歌っているバージョンでも持っていますが、これがいいです。有名な曲で、「Aloha Anuenue」ではオジー・コタニがスラックキー・ギターを弾いています。これを聴くと、泣けてきます。すばらしい曲だなあと思います。eritaroもこの曲に合わせて踊ることがあるんでしょうか?