2012-01-01から1年間の記事一覧
突然ですがノラ・ジョーンズって「転がし上手」だなあって、いつも思っています。ファンのみなさんそう思いませんか?あ、転がされているのは年長のファンとか業界人とかですね。いわゆる「オヤジ」(笑)。 まずあの音楽性。ジャズ的意匠の落ち着いた音楽性…
ちょっと前の話題になってしまいますが、ローリング・ストーンズの50周年記念コンサート。Wowwowの中継で観ましたが、よかったですね。記念コンサートなのでどれだけ豪華なセットなんだろうと想像していたら、あまりギミック的な仕掛けがなくて、そのへんに…
ラヴィ・シャンカールの訃報が届きました。 偶然ですがつい先日(ジョージの命日)に「Collaborations」を入手して、折にふれて聴いているところでした。僕がラヴィの名前を知ってからすでに35年以上、その演奏を聴いてからもほぼ同じくらいの時間が経ちまし…
僕のような人間には魅惑的なパーロフォンのトレードマークが冒頭に登場し、ある種の期待と予感を胸に観ていると、本編はそれをほぼ100%、いやそれ以上のレベルで上回るような内容でした。「Mylo Xyloto」のジャケットビジュアルをステージいっぱいに拡大し…
なにがこれを可能にしたんだろう?レッド・ツェッペリンの「祭典の日」の音を聴き、BDで映像を観ながら、ここ数日冗談ではなく僕は深く考えこんでいます。世間的にも大評判になっている本作ですので、僕がわざわざここで内容をトレースする必要もないでしょ…
今日はコンサートに行ってきました。冨田勲の新作「イーハトーヴ」交響曲の世界初演を聴きに、東京オペラシティまで。大友直人指揮日フィル、合唱には慶應ワグネル、聖心女子大グリーなど。オケ自体も70名編成という、相当大規模なコンサートでした。 プログ…
「私は今69歳で、もうすぐ70歳になろうとしている。今こそ何が最良のオーディオ・フィデリティなのかを突き止めようと思っているんだ。その音楽に対して、もっとも適したメディアは何なのかということをね。(中略)私はこの12曲を新品のアナログ・レコード…
松村雄策さんの新刊「ウィズ・ザ・ビートルズ」(小学館)を読みました。渋松対談の単行本などもあったので意外でしたが、ご本人名義の著作は8年ぶりとのこと。そして今回は、はっきりとビートルズデビュー50周年をきっかけとしたご本です。内容もずばり、著…
昨日(10月26日)、親子3人で神奈川芸術劇場に行って参りました。来日中のウィーン国立歌劇場が開催した「小学生のためのオペラ 魔笛」鑑賞のためです。 今世紀に入ってからあの小澤征爾の発案で(ウィーンで)始まったという子ども向きプログラム。1階部分…
僕の音楽仲間の多くは、ふだん会う機会はなかなかなく、ネットで交流しているんですが、その多くの人が数日前から大喜びでさかんにつぶやいたり日記を書いたりしています。そう、リンゴ・スターの来日決定。 もう18年ぶりになるんですね。過去2回の日本公演…
買いましたよ「Magical Mystery Tour」BD。もちろん一番高いヤツ(笑)。「Help!」もそうしたし、もう意地みたいなものですね。今回も約2万円という、この不景気によくこんな商売成立するよ、というような価格で「踊らされて」きました(カギカッコ内は妻の…
今夜は一言。 ビートルズがレコードデビューして、50周年です。 後のとんでもない、世界全体を巻き込むことになる「マジカル・ミステリー・ツアー」は、50年前の今日始まったんですね。 きっと今日は世界中に、この日を感動や感慨をもって迎えている人がたく…
遅ればせながら行って参りました。東京都現代美術館で開催中の「特撮博物館」。詳細は説明不要ですね。あの庵野秀明氏と樋口真嗣氏が監修した、特撮映画で使用されたミニチュアを展示した大展覧会です。会場は超満員で展示品を観るだけでも一苦労という感じ…
最近相次いである曲が収録されたアルバムを入手しました。今日はそれがお題。曲はあの「Tarkus」そうELPのアレです。 1枚目は佐渡裕指揮シエナ・ウインド・オーケストラ演奏のもの。これはあの吉松隆版の再編曲(再編曲は狭間美帆)。 佐渡は過去「題名のな…
今日のグーグル、たくさんの子どもたちに囲まれてピアノを弾く、とてもきれいな女性のイラストでした(こちら)。クリックしたらそこにはこの人の名前がありました、クララ・シューマン。 もしも彼女の生きた時代、作曲家という職業が女性にも認められたもの…
ちょっと前の話になってしまいますが、先週の「タモリ倶楽部」にあの巨匠冨田勲氏と松武秀樹氏が揃って出演されていました。あのモーグ窂(通称「タンス」ちゃんと稼働する!)も登場し、いろいろな逸話を伺いながら実際に音作りをするところをライヴで観ら…
すっかり時期を逸してしまったサマソニですが、行って参りましたよ。当日に仕事のアクシデントがあって参加が少し遅れましたし、日曜日も家庭の事情で夕方には帰路についてしまいましたが、楽しんで参りました。初参加なので移動などにロスはあったと思いま…
今日と明日はサマーソニック2012に行って参ります。ザ・フーが初来日したロックオデッセイを別にすると、フェスに参加するのは初めて。フェス童貞(笑)なので、楽しみ半分不安半分です。 一応荷物は最小限に抑え、貴重品類も持たず、全部ウエストポーチに詰…
前回ロンドンオリンピックの開会式について書いたのに、もう閉会式になってしまいました。ふう。柔道が不振だったりメダル期待の選手が思うように活躍できなかったり、いろいろありましたが、僕はがっかりしたり息をのんだりしながら、基本的には楽しめまし…
一夜明けて、ロンドン・オリンピックが始まりましたね。ちょっと波乱含みのような日本勢ですが、まあまだ序盤、落ち着いてがんばってもらいたいです。 で、また開会式ネタですみません(笑)。最後の最後でポール・マッカートニーも登場して、盛り上がりまし…
まさしくただいま、ロンドンオリンピック開会式をやっています(今、フィンランドの選手が入場しています)。後半はこれからだし、ポール・マッカートニーの登場もまだですが、取りあえず速報気味に一言。 もうね、ロックファン的に嬉しくてしょうがない開会…
桑田佳祐さんのベストアルバム「I Love YOU –now & forever-」がリリースされました。買った方も多いんではないかな?桑田さんの編集盤はこれが初めてではないのですが、今回はKUWATA BAND名義のものはなく、基本的に桑田さん個人ものばかりでした。新曲も、…
ジョン・ロードの訃報に接したのは昨日のことでした。 僕がこの人のことを知ったのはもちろんディープ・パープルでした。僕がパープルを知ったとき、すでにバンドは解散していましたが、70年代後半くらいの中学生にとって、彼らはあらゆる意味で大先輩であり…
先週は突然風邪でダウンしてしまい、週の半分寝込んでいました。予想外のことで仕事も含めてめちゃくちゃになってしまいました。この歳で都合5日も寝込むと心身ともに辛いです(苦笑)。みなさん、どうぞお気をつけ下さい。 なんとか復調した週末、久しぶり…
気がつけば今日で6月も終わり。あっという間に今年も半分終了です。仕事は、長時間の拘束はなく(というか、昨年がひどかったので今年は意識して早めに上がるようにしている)、その意味では普通ですが、仕事自体はずっと神経に堪えるようなモノが多く、帰宅…
モルゴーア・クァルテットが新譜を出しました。タイトルは「21世紀の精神正常者たち」。英題は「21st Century Non-schizoid Men」。ずいぶん前に出た「Destruction」と同じメンバーで、中心はもちろん(吉松版タルカスのブレーンでもあった)荒井英治。前作…
ビーチ・ボーイズのニューアルバムが出ました。ブライアン・ウィルソンとマイク・ラヴが和解し、アル・ジャーディンやブルース・ジョンストンも集い、いろいろな意味でリユニオンなアルバム。タイトルは「That’s Why God Made The Radio」。 内容は、上記の…
レイ・ブラッドベリが亡くなったという報道がありました。 ブラッドベリの作品はどれも小説を読む、ストーリーを紐解く楽しさに満ちていました。名作「火星年代記」「たんぽぽのお酒」はもちろんですが、たくさんある短編こそ、「読む楽しさ」のエッセンスの…
今日は一言。 エリザベス女王の在位60年を祝っていろいろ賑やかな英国ですが、今日のニュースでは我らがポール・マッカートニー卿が登場していました。エルトンなんかと並んで、お祝いのコンサートまでやったそうです。 それはまあ想定の範囲内なのでそんな…
買いました。ポール・マッカートニーの「RAM」。僕が買ったのは箱(スーパー・デラックス・エディション)の国内盤。 さて、内容はというと、本編(リマスター)1枚、当時のシングルや未発表曲を入れたボーナス盤、アルバムのモノミックス(リマスター)、あ…