ロンドン五輪にマイク・オールドフィールド登場!

 まさしくただいま、ロンドンオリンピック開会式をやっています(今、フィンランドの選手が入場しています)。後半はこれからだし、ポール・マッカートニーの登場もまだですが、取りあえず速報気味に一言。
 もうね、ロックファン的に嬉しくてしょうがない開会式ですね。全体の演出も素晴らしいですが、音楽にフォーカスしても素晴らしいです。以下とりあえず気づいたところを記します。
 オープン前のカウントダウン時に流れた曲のフレーズ、ザ・フーの「Baba O’reily」だった?
 オープニングの映像でバターシー発電所と空飛ぶ豚が映った!
 一瞬だけれどセックス・ピストルズの「God Save The Queen」とクラッシュの「London Calling」が流れました。ピストルズのこの曲を、エリザベス女王が臨席のセレモニーで流すなんて、つくづくイギリス社会ってすごいです。
 最初の合唱はELPも歌った「Jerusalem」
 群衆のなかに「Sgt Peppers」そっくりの衣装を着た集団がいた。
 ちらっと流れた「Wonderful Tonight」
 サー・サイモン・ラトル指揮のロンドンフィルによる「Chariot Of Fire」そしてシンセを弾くMr.ビーン(笑)
 ロックコーナーは興奮の一言!フーもストーンズキンクスもクィーンもボウイも登場!もちろんビートルズも!フランキーやプロディジーまで登場しましたね。
 とまあ、気づいて記憶していることを書いてみましたが、実は僕にとって最大の驚きがありました。マイク・オールドフィールドの登場と演奏です。曲はもちろんあの「Tubular Bells」。バンドを従えて、ご本人もギターを弾いていました。かなり長時間の出番でした。最後には「In Dulci Jubilo」まで演奏してくれました。ちょうど子ども達が主役のシーンで、マイクの曲に合わせて楽しそうに踊っていたのが印象的でした。久々にご尊顔を拝したマイクご本人は、いつもながらちょっと気難しそうな表情でしたが、まあ、不機嫌ということはなかったでしょう。僕としては、英国でのマイクの高い評価と知名度、そしてその音楽がみんなに愛されていることが実感できて、とても嬉しかったです。
 最初にたくさん書いたとおり、開会式ではたくさんの音楽が流れていますが、スタイルは様々、ロックシーンでの評価も様々であっても、それらがすべて集まって大きな流れを成している、そういうことが理解できます。それを象徴するようなマイクの登場とクローズアップは、早起きしてテレビの前にいる僕にとって、なによりのボーナスでした。
 選手入場は今チュニジアまで来ました。起きて来た娘のドレミと一緒に国旗のこと、肌の色、選手の人数などを話しながら観ています。どの選手にも、どの国にもがんばってもらいたい。日本の選手はもちろん、すべての選手が全力を尽くせますように。

TWO SIDES: THE VERY BEST

TWO SIDES: THE VERY BEST

 追記:ところで、いつ出るんだ、ポール・マッカートニー
 追記その2:今イギリスが入場してきました!ボウイの「Heroes」に乗って!
 追記その3:アークティック・モンキーズが「Come Together」を演奏してくれた!最高だこの開会式!