クララ・シューマン193歳の誕生日

 今日のグーグル、たくさんの子どもたちに囲まれてピアノを弾く、とてもきれいな女性のイラストでした(こちら)。クリックしたらそこにはこの人の名前がありました、クララ・シューマン
 もしも彼女の生きた時代、作曲家という職業が女性にも認められたものだったら、後の音楽の歴史はどうなっていただろう?彼女の書いた曲を聴くたびに思います。誰よりもロマン派的であり、誰よりも美しい音楽。ロベルトはヨハネスは、本当に「女性を見る目」がありましたね。
 それにしてもこのグーグルのイラストの幸せそうなこと(囲んでいるのは彼女とロベルトの間に生まれた子供たちかな?)。今日は仕事で少しハード目なことが(しかも定時外にも)あっていくぶんくたびれ気味だったんですが、このイラストを見て、クララの音楽を聴いたおかげで、ずいぶん救われました。
 ずいぶん聴かれるようになってきた彼女ですが、これからもっと多くの人に聴かれるようになってくるに違いありません。いつの日か、音楽室の壁、ロベルトの肖像画の隣にクララの美しい肖像画が飾られる日が来るでしょうか?来て欲しいと、僕は思っています。

C. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調/ピアノ三重奏曲ト短調(ニコローシ/リナルディ)

C. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調/ピアノ三重奏曲ト短調(ニコローシ/リナルディ)