今年もよろしくお願いします。今、悩んでいます(笑)。

 ふと気づいたら休日も終わり、今日から仕事が始まりました。9連休もありましたが、大晦日から2日まで妻の実家に行った以外は遠出もせず、部屋の整理や読書など、のんびり過ごしました。
 で、部屋の整理をしているときに、ずっとしまってあったギターとアンプを出してきて、戯れに弾いてみたところ、ハマッてしまいました。実のところちゃんと弾いたのはずいぶん久しぶりなので、元々ない腕がさらに落ちていて、まったくひどいものでしたが、とりあえず「I Can’t Explain」のイントロ(笑)を何回も弾いていたら、気持ちよくなってしまいました。気分だけピート・タウンゼントで(笑)。夜家族が寝静まったあともヘッドフォンアンプをつけて弾き続け、鏡の前でポーズとったり(大笑)、堪能しましたよ。ストレスたまってたんだなあ(笑)。上に書いたように僕はまったくヘタクソで、人様に聴かせるような実力はないんですが、だからこそこっそり弾いているときは、のめり込んで楽しんでしまうようです。あー、書いてて恥ずかしい(笑)。
 で、そんなことをしていたら、欲しくなってしまいました、ギター。夜中に弾いているくらいですから一応持ってはいるんですが、安物のセミアコとかやたら重いレスポール(モノはいいんですが)、そしてリッケンバッカーのショートスケール(結婚前のドサクサで買っちゃったジョン・レノンモデル)とかバーンズのブライアン・メイモデルてな感じで、日常的に取り回しできる「普通のエレキ」がないんです(20年くらい前に買ったエピフォン・カジノは高校生の甥が持って行っちゃって返ってこないし)。それでこの年末年始はギター雑誌を何冊か買い込み、広告を見て、ウェブの情報を収集し、ついでに昨日、買い物ついでに楽器店にも行ってきましたが…。
 雑誌に掲載されているものには低額のものもありますが、いわゆるヴィンテージものも多く、価格もすごいことになっています。僕も一応はそういうものがあるくらいの知識は持っていましたが、改めて見直すと圧倒されます。で、実際に楽器屋に行ってきましたら、今度は「安い」方で圧倒されてしまいました。もちろん店頭にも高額な楽器はありましたが、それ以上のインパクトで、10万円未満くらいのものもたくさんありました。エピフォンなどが安いことは知っていましたが、フェンダー・ジャパンなどもかなりの安さ(とはいっても8万円くらいしますが、僕が中学生〜高校生くらいの時期のことを考えると、フェンダーというブランドで8万というのは驚異的です)。70年代にエアロスミスが使っていて「かっこいいなあ」と憧れていたB.C.リッチの新品が3万円台で置いてあるのを見たときは唖然としました(もちろん、何故安いかくらいは察しがつきますけどね)。
 もっと驚いたのはギブソン。さすがに5万とかはほとんどありませんでしたが、10万そこそこだったら数本ありました。それも僕が密かに購入を検討していたSGで。もちろんそういう価格のものは品質もそれなりということはわかっています。ネットで調べた限りでも、ヴィンテージとは比べものにならないという評価で落ち着いています。でも、これほどまでに価格がバラエティに富んでいると、却って踏ん切りも諦めもできなくなってしまい、困ってしまいます。
 繰り返しますが、僕はド下手で、人前で弾く技量も機会もないオヤジです。そんなに予算があるわけではありません。でも、この先ギターを買う機会も経済的余裕もなくなりそう、ならこの機会に奮発しようかという気持ちと、いやいや「Summertime Blues」のリフが精一杯のオヤジがなに背伸びしている、安いモデルを買って地道に練習した方が身の丈というものだという気持ち、両方の板挟みで決断できません。うーん、どうしよう?まあ、自分の収入と家計を考えたら、ある程度答えは出ているんですけどね(笑)。
 それにしても昨日の楽器屋での驚きは大きかった(安い方の話しですよ)。中学生のころの自分に教えてあげたい気分です。「30年待て。そうしたらフェンダー(ジャパンだけど)もB.C.リッチ(米国産ではないだろうけど)も手に入るぞ。ついでにいうと、お前、あんまりギター上達しないからな」って(笑)。
 こんな感じで今年も間抜けなブログですが、どうぞよろしくお願いいたします。