娘の運動会で…(笑)

 今日は、娘のドレミが通う小学校の運動会でした。1日よく晴れてくれてまさしく「運動会日和」。日焼け止めを塗らなかった腕が真っ赤になるほどの日差しの下、子どもたちは元気いっぱい走り回っていました。保育園時代の運動会は秋だったし、お昼には終わっていたのに対して、小学校のそれは規模も大きいし午後3時近くまでやるし、お弁当を用意する必要などもあって、小学1年生の娘はもちろんですが、親の僕にとっても初めてで新鮮でしたが、予想以上に面白く楽しかったです。会の最後は上級生によるリレーでしたが、これがかなりの迫力&いい勝負で、感動しちゃいました。いい1日を過ごせました。
 とまあ、子を持つ親としては非常にありきたりの感想なわけですが、少しだけ、僕には「独自の喜び」がありました。それはというと…。
 午前の部最後の競技「低学年リレー」。「それでは、選手の入場です!」というアナウンスがあり、次の瞬間、スピーカーからそれまでの「明るく楽しい土曜日」のムードとは全く違う音が!「ガーッ、ガガッ、ガーッ、ガガッ」と。
 突然流れて来たのは間違いありません、Tレックスの名曲「20th Century Boy」です。頭より身体が先に反応しちゃいました。今週も昨日まで激務で、精神的にも疲れていて、正直午前中はちょっと眠気もありました。このときもなんとなく弛緩したような気分で校庭にいました。それが、このイントロのギターの一閃で、すっかり眠気が飛んでしまいました(笑)。曲はワンコーラス目の途中くらいで選手が位置に着いて、そのままフェイドアウトして、もう戻っては来ませんでしたが、僕にとっては十分嬉しいサプライズでした。
 数年前に映画でも使われたし、もともと有名曲ですから、僕以外にも気づいた人は多かったと思いますが、フルコーラス歌える者はそうはおるまい(笑)。隣にいた妻には呆れられ、競技が終わった後ドレミに「入場するときに流れた曲、聴き憶えあった?」と尋ねても「え、聴いてなかった」と言われちゃいましたが(笑)、まあそれは構いません。五月晴れの土曜日、子どもたちの明るい様子を見ることができ、ついでに(?)マーク・ボランにも会えた、いい1日でした(笑)。
 それにしても、他の会場BGMはごく普通の「運動会っぽい」ものが多かったのに、なぜそこだけTレックス?これだけは謎です。先生のなかにファンがいるのかしら?それはそれで嬉しいけれど(笑)。

軌跡~ベスト・オブ・T・REX

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