こういう番組はもっと宣伝してよNHKさん

 今日も明日も出勤です。楽しいな〜楽しいな〜♪今日の行きはイギリスらしさ追求の一環で第2期ジェフ・ベック・グループ、帰りは余りの暑さにサン・ラでぶっ飛び。
 さて、今日は夜、BS-2でブライアン・ウイルソンの特番がありました。例の「SMiLE」復活のドキュメンタリー。よかったです。僕は今年1月のコンサートも観ていますが、そのことを差し引いても感動的でした。「もうスマイルの話をするのはやめよう。ブライアンは復活したんだ。彼の未来こそが大切で、未完の作品ばかり引き合いに出すのはおかしい」とあちこちで言われだして久しく、もう「完成させる」なんて想像もしていなかったのに。しかも発表された作品は、想像をはるかに超える名作。僕の本当にうれしい誤算でした。それにしてもこの番組に登場する人たち、コメントするセレブの人たちやバンド、家族のみんなの、ブライアンに対する尊敬と愛情はどうでしょう。
 僕は彼の初来日のときの大喝采を憶えています。そのとき僕は「ああ、やっとこの人は、相応しい喝采を送られるようになったんだな」と思って感動したのですが、この番組を見ながらそのときに思いがよみがえってきました。特にバックバンドの面々(ワンダーミンツでしたよね)の、ブライアンへの気遣いや愛情は、「よくこれを記録しておいてくれた!」と思うほど感動的でした。大変だったんでしょうね、ブライアンと仕事をするのは。しかもモノは「スマイル」だもの。彼らあってこそ、「スマイル」は「SMiLE」として完成までこぎつけたんでしょう。
 ロンドンのプレミアで楽屋にポールが訪ねてくるシーン、ヴァン・ダイクが登場するシーンなど、「こりゃルール違反だよ・・」と思いながら画面に見入ってしまいました。ありがとうブライアンと仲間たち。ブライアンにはいつもありがとうと言っているような気がしますが、今夜も心からありがとう。「愛と慈しみ」があなたにありますように。
 さて、明日も仕事だ。なんか帰りに「SMilE」のDVD買っちゃいそう。ああ。スマイル DVD