育児休暇、そしてコルトレーンの子守唄

shiropp2005-09-05

 昨日の日記、ロックネタでないにもかかわらずあたたかいメッセージをいただきました。ありがとうございます。
僕ら夫婦にとっては初めての子どもです。結婚してからは10年を超えるので、遅い方なんでしょうね。
 というわけで、今日は僕は1日休みをとり、育児第1日となりました。大変といえば大変で、とにかく自分の体と時間が自分の都合では使えなくなったということの重大さは、これから実感するんでしょうね。幸い妻は育児休業がとれる仕事でしたし、僕の両親とも同居しているので「人手が足りない」「子育て中孤独になる」ということだけはなさそうです。犬もいるし(笑。ちなみにこの犬、娘に興味津々なのですがなかなか近づかせてもらえず、ちょっと不満そうです)。
 娘の環境の変化を慮って今日はヘビーなロックは勘弁してやり(内緒ですけど妻の入浴中に「Speed King 」と「Jumpin' Jack Flash」聴かせてみました。無反応でした)、今はジョン・コルトレーンの「Soultrane」が流れています。僕の得ている情報が偏っているのか、コルトレーンにはバラードをバラードたらしめる歌心が足りないという論評が多いですが(インパルス時代のことを指しているのかも。それにだって僕は反論したいですが)、今部屋に流れている「I Want To Talk About You」の素晴らしさはどういうことでしょう。急速調の「Russian Lullaby」にさえ演奏者の才能と息づかいが聞こえる、まさしく楽器が「語る」名演です。
 ジャズは詳しく語れるほどのファンではないのですが、このレコードは万人に感動を与える名盤だと思います。ロックを低く見るジャズファンというのはけっこう不愉快な存在でしたが、でも「Soultrane」のころ(50年代後半)にこのレベルの作品じゃあ、そりゃポップスはちゃちに聴こえたでしょうね。
 でもこういうのばっかりかけていて娘がジャズファンになっちゃうと、パパと話が合わなくなっちゃうからほどほどにして、明日はビートルズ聴かせよう(笑)。
追記:1枚だけ写真アップします。すいません親ばかで。これっきりにしときますんでご容赦を。