お風呂に苦しみ、歌声に憩う(ふぅ、、)

 台風は来ているんでしょうか?僕の住んでいるあたりは大雨にはならず、昼間風が強かった程度でした。新聞などを読むと大変な被害があったところもあるようです。お見舞い申し上げます。そういえば四国の水不足、解消したんだそうで、それだけはよかったよかった。
 今日は昨日よりは仕事がスムーズでした。とはいえまだまだ忙しい、というか僕のチームはこのまま冬の初めまで息が抜けないので、みんなで励まし合って毎日をしのいでます。今は育児を理由に一抜けさせてもらってますが。
今日の行きはもうすぐ出るニューアルバムに備えてポールの「Flaming Pie」と「Driving Rain」。帰りはこれまた新譜が楽しみなストーンズのベスト。疲れた体に「Memory Motel」「Beast Of Barden」は沁みます。
 というわけでドレミちゃんが泣いたりうんちしたりおっぱい飲む合間に食事をしたりイヌのご機嫌をとったりの忙しい夜になりました。ドレミのお風呂は、今は僕の仕事なのでですが、これが全然うまくいかないんです。一応両親教室なんかで沐浴指導などは受けていたのですが、もちろんそれだけではうまくいきません。今日が4日目なんですが、初日なんか最初っから最後まで泣かれっぱなしでした。この日は焼き餅を焼いたイヌがサークルの中から同じように泣き出して、あっちもこっちもバタバタ。「こっちが泣きたいよ!」と思ってしまいました。
 さて、4日目ともなるとさすがに泣かれっぱなしということはないのですが、やっぱりまだ手元が怪しいです。特に背中を洗うとき、首の据わっていない赤ん坊の扱いがわからなくて、おっかなびっくり、最後には妻に手伝ってもらってます(それじゃ僕の担当にした意味がないんだけど、背に腹はかえられず)。どうやったらうまくいくの?
 あれやこれやありましたが、ドレミは今はベッドで眠っています。妻も横になっていて、イヌも寝ていて、起きているのは僕だけです。部屋に流れているのはアート・ガーファンクルの「Angel Clare」。どんな気分の時もどんな季節も、このレコードを聴くと安らかな気持ちになれます。「歌手である」ということはなんて素晴らしいんだろうという気持ちになれる名盤です。これほど歌えるなら、曲なんてつくれなくても全然かまわない。良い曲と相応しい演奏、そして本当に才能ある歌手がいれば、これほどの音楽が生まれるんだ。今日はこの名盤を聴きながら休もう。明日も忙しいけれど、それも受け入れていこう、そんな気持ちになるアートの「天使の歌声」です。Angel Clare