ジャケはちょっと重すぎでは(久しぶりに音楽メイン)

 今日の帰りにレコ屋に寄りました。目的はポールかストーンズの通常盤がないか、もしなかったら、前から迷っていた「クリムゾン・キングの宮殿」オリジナルマスター版をうことでした。で、ポールとストーンズは玉砕(コピーコントロールなんて絶対買うもんか!)。じゃあクリムゾン買っていくか、と手に取ったところで、店内のBGMに気がついたんです。聴いたことのある曲だなあ、としばらく聴いていたら、曲名を思い出しました。誰の曲かわかったら、歌っている人間も誰だかわかり、反射的にそのCDをレジに持っていってしまいました。ごめんねクリムゾン。今日は予算1枚分なんだ。次には連れて帰るよ。
 というわけで買ってきました。エリック・クラプトンのニューアルバム「Back Home」。クラプトンのオリジナルアルバムを新譜として買うなんて何年ぶりだろう。ブルースがらみのもの以外では、へたすると10年以上かも知れません(来日するたびに観に行ってるくせに)。で、感想なんですが、けっこういい感じです。この程度の感想しかないのは、なにしろまだ1回しか聴いていないためで、少なくとも僕には、「24Nights」のあたりのトレンディ路線よりは良かったという感じです。もう少し聴いてみましょう。
 さて、お店で耳にして衝動買いの理由になった曲は6曲目です。「Love Comes To Everyone」。そう、これはジョージ・ハリスンの名曲なんです。あの2人の数奇な友情は今さらここで書く必要もないでしょう。ジョージのオリジナルではクラプトンはイントロのみの参加でしたが、「Back Home」バージョンはもちろんクラプトンが全体を仕切っています。細かい部分はさておき、基本的なアレンジはオリジナルに近いもので、とてもいい演奏です。クラプトンの歌も曲にピッタリで、改めてあの2人の音楽的共通点を再認識しました。
 1991年の、あのジョージ来日公演。「Love Comes To Everyone」は初日の横浜のみ演奏されました。僕はその会場にいて、聴くことができた1人です。世間的にはあまり知られていない、でも名曲中の名曲だと信じている僕にとって、生で聴けたというのはなによりの思い出です(そういえばあの時の演奏はクラプトンと彼のバンドでしたね)。何年ぶりかのニューアルバムだということで、きっと「Back Home」は大ヒットするでしょう。1人でも多くの人が、この曲の良さを知ってくれますように。
 「愛がすべての人に届くには/時間がかかるんだよ」(「Love Comes To Everyone」)。

 追記:crayolaさん、Lazyさん、アドバイスありがとうございます。おかげさまで今日もドレミちゃんはお風呂の間泣きませんでした。お風呂から上がって妻に「今日も泣かなかったよ」と言うと、妻は僕にではなく娘に「えらいねえドレミちゃん、我慢できるようになったの?」だと。おい(笑)!?娘を抱っこして寝かしつけ、その後はやきもちを焼いてすねるイヌを抱っこしてご機嫌をとり、はあ、腕、パンパンです。みなさん1週間お疲れさまでした。よい週末を。Back Home