めざせ満「へぇ」

 さっきテレビの「トリビアの泉」で「ジョンとヨーコが互いに呼び合うだけのCDがある」というのがあって、けっこうの数の「へぇ」を稼いでいましたが、あれ、トリビアですかねえ?ファンなら誰でも知ってることじゃないかなあ。それにそんなに可笑しいかなあ?オンエアされた時は、牧瀬里穂やらベッキーやらが大笑いしていたんですが、笑うようなものに聞こえるんでしょうか?一緒に観ていた妻にその辺のことを尋ねると、「みんながジョンのことを知ってる訳じゃないし、ずっと繰り返しているのが可笑しいのよ」とのコメントでした。
 まあいいや。可笑しい人には笑ってもらいましょう。それより、これがトリビアになることの方が不思議です。そういえばずっと以前に、ジョン・ケージの「4分33秒」がトリビアになっていましたが、これも不思議でした。えっ、みんな知ってる有名なものじゃないの?という感じ。ジョン・レノンはいうまでもなく世界的有名人だし、その人が一応メジャーなレコード会社から出したアルバムなんだから、みんな知っているかどうかは別にしても、トリビアというのは違うんじゃないかなあ、というのが僕の感想なんですが。
 ともかく、あれがトリビアなら、これだってトリビアだろうというものをいくつか知っています。というか、ロックファンならたいてい知っているものですが。こんなの、どうでしょう?

その1「ジミ・ヘンドリックスはかつて、モンキーズの前座バンドをやったことがある」
これは超有名ですよね。前座シリーズもう一つ

その2「ジャズの巨人マイルス・デイビスは、ロックバンドの前座をやったことがある」
エレクトリック・マイルス時代の初期に、フィルモアグレイトフル・デッドなどの前座として出演しています。これはもちろんマイルスの戦略(エレクトリック・マイルスの音楽を、ジャズファン以外に届けるという目的)なんですが。

その3「クィーンのファーストアルバムのメンバークレジットで、ジョンはなぜか「ディーコン・ジョン」と表記されている」
これ、ハリウッド・レコードが1991年に再発したリマスターCDでも「Deacon John」となってます。なんでだ?

その4「U2はかつて『夜のヒットスタジオ』に出演した」
もちろんずっと昔のことです(でも、「War」のころと記憶していますが)このときの様子をボノがインタビューで「ちょっと奇妙でおもしろそうだったから出演した」と語っていました。ちなみにそのすぐ後の「またオファーがあったら出ますか?」の問いには「2度と出ない」と即答していました(記憶をたどっているので不正確だったらごめんなさい)。

その5「エマニエル夫人の映画音楽の中に、どう聞いてもキング・クリムゾンの『太陽と戦慄パート2』にそっくりの曲がある」
その後、訴訟になったと聞きました。

どんなもんでしょうか?お楽しみいただけましたか?
(今日はその3のクィーン以外はきちんと事実の確認をせずに書いています。記憶のみ。もし違っていても悪気はないので許してねみなさん❸)。

 追記:今日のドレミちゃん
 午後から泣きっぱなしのドレミちゃん、お風呂に入っておっぱいを飲んで、やっとさっき寝つきましたが、急に甲高い声で「あう、あう」と泣きました。どうしたんだろうと部屋にはいると、やっぱり寝ていたんですが、顔が笑っていました。もう夢を見るんでしょうか?どんな夢を見てるんでしょうか?