ハッピー・バースデー

 今日ももうすぐ終わりますが、今日はジョン・レノンの誕生日です。
 このブログでは主に自分の好きな音楽を取り上げていますが、なぜか今までジョンのことを取り上げたことはありませんでした(トリビアでちょっとだけ書きましたが)。僕にとってジョンは一番の存在なので、かえって書き出しにくくてこうなったんでしょうね。
 そういえば、ジョンのソロ作「Sometime In New York City」と「Walls And Bridges」がリマスターされるそうですね。このリマスターシリーズ、個人的には「前の方がよかったかな?」と思う部分もあるのですが、全体的にはいい仕事で、これで(生前の)ソロ作がすべてそろうのは、特に若いファンにとってはいいことなのでしょう。できたら以前のミックスも販売し続けてくれるといいのですが。
 同時に、ベスト2枚組も出るようです。ジョンのベストって、もう何種類も出ているんですが、今度のがボリュームは一番ですね。今の世間一般の、ジョンに対するイメージというのはやっぱり「愛と平和」なんでしょうか。僕も「Imagine」は好きな曲だし、そういう側面が、特に今の世相では貴重だということも理解していますが、やっぱり違和感はぬぐい切れません。ジョンの本当の魅力は簡単には言葉にできないです。
 今回リマスターされるレコードはジョンの諸作の中ではヘビーなものですし(僕はどちらも好きですが、強いて言えば「壁と橋」かな)、ベスト2枚組にも、「愛と平和」キャラ以外のジョンを体現している曲が含まれています。これからジョンを聴く若いファンの人たちに、一般のイメージでは捉えきれないあの人の「大きさ」や「尽きない魅力」が伝わって欲しい、と心から思います。
 ジョン、いつもそばにいてくれてありがとう、65歳の誕生日おめでとう。決定盤 ジョン・レノン~ワーキング・クラス・ヒーロー~