今でも入手できるのかなあ?

 今日はドレミちゃんの予防接種(BCG)のために仕事はお休みをいただきました。しかし習慣でいつもの時刻に起きてしまい、けっこう1日が長かったです。今日は予防接種以外には特に用事がなく、午前中はのんびり、午後になって接種に出かけると、役所の駐車場が満車だったのでお向かいのスーパーの駐車場に入れ、接種後に買い物をして帰宅。今日はイヌとも遊んだり一緒に昼寝したりとご機嫌をとり、まあ、いい1日でした。仕事がどうなっているか不安ですが(笑)。
 9時前のNHKニュースでクイーン来日を報道していてビックリ!そんなに大ニュースだったか!?で、それを見た後ドレミちゃんをお風呂に入れ、上がってきたら、つけっぱなしのテレビでは氷川きよしの番組をやっていて、ゲストのささきいさおが、グッチ裕三エルビス・プレスリーの曲を歌っていました。なかなかよかったです(前半には「宇宙戦艦ヤマト」とかも歌っていたらしいです。そっちも観たかったな)。
 で、単純なんでエルビス関係を取り上げます。「The Last Temptation Of Elvis」。イギリスNMEが呼びかけて1990年に制作されたチャリティ・レコードです。ジャケットには「In Support Of Nordoff-Robbins Music Therapy」とあります。これは障害児に対する音楽療法を支援するために作られたものらしいです。オムニバス形式で、色々なアーチストがエルビスの曲をカバーしています。イギリスで作られただけあって、イアン・マッカロックやポーグス、ホリー・ジョンソンなども曲を提供していますが、スプリングティーン、ロバート・プラント、そしてポール・マッカートニーなど、エルビスのファンのビッグ・ネームも登場します。
 こういうオムニバス、というか(これは正確には違いますが)トリビュートものは、けっこう玉石混淆で、このレコードでも曲の解釈が違うんじゃない?というテイクが混じっていますが、その中で年齢的に上で、エルビスが元気だったころからのファンだったベテランさん達は、それぞれの持ち味を出しながらもエルビスに対するファンらしい気持ちが感じられます。中でもオープニングの「Viva Las Vegas」を歌うブルース・スプリングティーン。この曲の録音時期は、ボスにとってけっこう落ち込んだ時期だったんですけれど、文字通り熱唱しています。常々ファンだと公言してた人ですが、この曲を聴くとそれがストレートに感じられて、こっちまで楽しくなってしまいます。こういう「ミュージシャンの本音」みたいなものが垣間見られるのが、企画ものレコードの楽しみのひとつですね。