アフターアワーの愛聴盤

shiropp2006-01-11

 最近は仕事が忙しくなくて、けっこう早めに帰れます。が、ドレミちゃんの相手とイヌの相手を同時(ほんとよ、ドレミちゃん抱っこしながら足でイヌと格闘してます)にしているので、帰宅してから一苦労です。実は年末まではドレミちゃん、なんとなくパパにはなついてなかったんですが、年末年始の休み中にずっと一緒だったのがよかったのか、パパが抱っこしても機嫌良くしていてくれるので、結局ずっと抱っこしていることになります(そのあいだ妻は食事の支度などをしています)。なので、仕事が忙しかった秋口よりも今の方が自分の時間が短くなったような気が(^^;。
 今はもう起きているのは僕1人。流れているのはジャンゴ・ラインハルトの「Djangology」。これはご存じ、ジャンゴとヴァイオリンのステファン・グラッペリが共演している名盤です。疲れた時にこれを聴くとほっとします。実際にはアップテンポの曲も多いし、録音も古いのでナローな音質ですが、それもみんな心地良いアクセントです。ファンキーなものではないですし、ハード・バップ的な意味からは「ジャズ」と言い切りにくい音楽ですが、そんなことよりもまず、本物の音楽です。
 グラッペリは長生きだったので晩年のたたずまいから勝手に「いい人」と思っているのですが、ジャンゴはどんな人だったんでしょうね。写真を見るといかにも昔の優男という感じですが。あんな見た目でこのギターじゃあ、もてたでしょうね。かっこいいなあ。大人のかっこよさか。おっ「La Mer」だ。これ、いいですね。疲れた体を包み込んでくれる優しさ。これを子守唄に、今日は休みましょう。おやすみなさい。