小ネタ ショスタコーヴィッチ生誕100年

 今日の「N響アワー」はモーツアルトショスタコーヴィチを取り上げたんだそうです。「そうです」というのは番組の大半は見損なっていて(ドレミちゃんとお風呂に入ってました)、後半だけしか見られなかったからで、具体的にどんな番組だったかはわかりませんでした。僕が見ている間は、ショスタコーヴィチの「交響曲第5番」の1楽章と4楽章の演奏が放送されていました。これは有名な曲ですね。僕も好きです。モーツアルトの方はなにをやったのか不明。
 ショスタコーヴィチは好きな作曲家です。余談ですが僕が社会人になって初めてもらった冬のボーナスで自分のものとして買ったのが、この人の「交響曲全集」のCDでした。しかし今回のこの文章の本題はもう少しお間抜けなところです。新聞の番組表には「モーツアルト生誕250年ショスタコーヴィチ生誕100年」と出ています。
 えっ、100年?そんな最近の事だったんだ、ショスタコーヴィチの生まれたのは?実はコレ、ちょっとプライベートな驚きなんです。もう5年前に他界しましたが、僕の父方の祖母の生まれたのが1906年。つまり100年前なんです。祖母とショスタコーヴィチは同い年!?これは驚きです。
 その活躍した時代と作品の量から、勝手にもう少し前の(白状すると19世紀の最後くらい)生まれだと思っていたんですが、勘違いでした。そして、自分の祖母と同い年と思うと、ショスタコがいかに早熟の天才だったのかということを思うと同時に、祖母の生きた時代がどんな時代であり、その期間がどれほど長かったのかと思われ、不思議な気持ちがします。
 もしも祖母が生きていたら、この話を聞いてなんと答えたでしょうね?まあ、祖母の事ですから「誰そのひと?ショスタコ、、、あーっ、いっちょん憶えられん!」というに違いありませんが(笑)。