お疲れさまでした。

 今週が長かった人は多いでしょうね。僕もその1人です。厳密にいうと僕個人の仕事という点ではまだ繁忙にはなっていないんですが、チームとしては連休明けにいきなり忙しくなり、その手伝いやらなんやらを引き受けて、気がついたらみんな一緒に走っていたという(笑)。そういう週でした。そういう忙しいときに限ってキースのニュースに触発されて長文書いたりするのはなぜでしょう?現実逃避なのかしら?
 まあ、なんとか金曜日にたどり着けました。実をいうと来週も忙しく、しかも職場の歓送迎会もある。おまけに僕は幹事なのでフーフー。でも最近は、こういう状況にも慣れてきました。今の所属に来て1年がたち、立ち回りを憶えた成果でしょうか。。
 そんなわけでだんだん眠くなってきているただ今の時間帯ですが、今聴いているのはサム・クック。「Portrait of a Legend 1951-1964」。サムの全キャリアを網羅するベストです。
 実は僕はこの人、最初に「A Change Is Gonna Come」を聴き、次いで「Live at the Harlem Square Club」を聴いたために、今聴いているCDに入っているようなヒットメーカーとしての彼の音楽には最初のうち違和感がありました。黒人の客と白人の客相手では唄い方を変えていたという話は有名ですが、先に「黒人向け」を聴いたための逆さまの感想です。
 今、低いボリュームで流れているサムは、曲調はバラエティに富んでいるし、にぎやかなものも多いですが、そのキレのいいリズムや声が、疲れた身体には心地良いです。こんなに質の高いものをエンタテインメントとして楽しむ事が出来るなんて、この上ない幸福だなあ、と思います。
 関東地方はこの週末もはっきりしない天気だそうです。土日はゆっくり休みましょう。それではみなさま、おやすみなさい。よい週末を。

 追記:
 ところで余談ですが、たくさんの後進達に影響を与えたサムですが、僕が彼の曲を聴いて真っ先に思い出すのは、実はロッド・スチュワートです。あの人、本気で唄うと見事にサム・クックになりますよね。

ポートレイト・オブ・ア・レジェンド

ポートレイト・オブ・ア・レジェンド