やっと金曜日

 やっと今週も終わりました。仕事は中だるみ、というか、いくつかの懸案が解決しないまま金曜日が終わったということ。個人的な仕事もそうだし、チーム全体の雰囲気もそうなっています。来週はこの状態を解決するための作戦会議(まあ、飲みに行くわけですが)をやることに。今のチームは比較的能力も意欲も高い人が集まっているので、なんとかこのポテンシャルを活かしていきたいんですが。ふう。
 今日の行き帰りは、昨日からの続きでウィングスの「London Town」「Back To The Egg」。作品の評価や時代的な位置づけは、今更僕がどうこういうものでもないですね。僕はどちらも大好きです。ポールの作品はどれもポップで聴きやすいですが、良く耳を傾けると、普通のアーチストでは考えられないような音づくりをしています。どこにでもありそうで、実はどこにもない孤高のポップ、孤高のロックです。
 今は部屋にドビュッシーピアノ曲が流れています。この人の作品は管弦楽であろうと歌劇であろうと器楽であろうと、どんなに聴きこんでも了解しきれない、不思議な奥深さ持っていますね。批評というか、簡単に「これこれがいい、悪い」と言えないです。ラヴェルの音楽は「鑑賞する」という感じですが、ドビュッシーは「音とともに架空の庭で遊ぶ」という感じです。音が、意味付けされるのではなく音としてとても軽やかなんですけど、楽譜見るとムチャクチャ難しいですよね。書くまでもないでしょうが、弾けません(笑)。
 明日はある集まりに行く事になっているのですが、天気予報、雨なんですよね。スーツ着なきゃならないのに、あーあ。予報はずれて、晴れてくれないかなあ。
 という感じで今日も終わろうとしています。イヌ(キャバリア)は今僕の膝の上でイビキかいています。みなさんお疲れさまでした。よい週末を。

ドビュッシー:ピアノ作品全集第1集

ドビュッシー:ピアノ作品全集第1集