フレディ役のおじさんのピアノは上手だった

 さっきテレビの「たけしの誰でもピカソ」にKWEENが出演していました。KWEENというのは日本人によるクイーンのコピーバンドで、メンバー全員が何らかの本職を持っているバンドです。メンバーがみんな30半ば以上の年齢で、今回のテーマが「オヤジを応援する」ということだったので出演したようです。オヤジを応援ならシナモンだろうとか思ってしまいますが、まあそのへんはカタイこと言いっこなしなんでしょうかね。あちこちで評判を聞くバンドだったので興味津々で見ましたら、けっこう面白かったです。
 番組の構成上、普段の姿などに時間が割かれていて、それも面白かったですが、僕としてはもっと演奏を聴きたかったなあというのが感想です。完奏した曲はゼロ、「We Will Rock You」と「We Are The Champions」というアンコール定番のダイジェストだけでした。後半にフレディのマイクの握り方(右と左で持ち方が違う)やアクション、本物のメンバーに見えるようなポーズの研究など、ファンだけが楽しいコーナーがあって、僕は楽しかったです。「クイーンのコーラスを解説」というので期待して見ていたんですが、「Fat Bottomed Girls」のイントロのアカペラを生で唄っただけでした。パートごとに唄ってくれて「どのメンバーがどのパート」とか解説してくれたら嬉しかったんですけど。でもそんなもの喜んで見ている人間は少ないから仕方がないかな?
 惜しむらくはレギュラー出演者(ビートたけし今田耕司もふくめて)にクイーンについての知識や愛情が欠けていて、単なる人気バンド程度の触れ方だったところですね。もう少し配慮してもらいたかったです。フレディ役の人のルックスはインパクト大で、なのに「ふとした瞬間本当にフレディに見える」(今田耕司)というのはつまり、KWEENがオリジナルのグループに対して持っている愛情の証なんだと思います。
 今聴いているのはもちろんクイーンの「Live Killers」。iPodからスピーカに出力して聴いてます。ライヴ盤なので曲間にブランクが入るのはいやだと思い、「トラックを統合」してリッピングしているので、アナログだと1枚目のA面に当たる「We Will Rock You」から「You Are My Best Friend」までは1曲になっています。なので外でも気分良く聴いていられる反面、22分間1曲として続いてしまい、曲の選択や飛ばしができません(笑)。この仕様、改善されないかなあ。
 さて、1週間も終わって明日は土曜日。明日はイヌのフィラリアの薬をもらいに獣医さんのところに行かなきゃ。そして、明日はWowowストーンズの日本公演オンエアだああ!ああ、楽しみ楽しみ。それではみなさま、よい週末を。

Live Killers

Live Killers