見損った!

 昨日ブログを書いてから居間に戻ったら、清志郎さんとチャボさんがテレビでビートルズを唄っていました。先日放送していた「ビートルズ来日特番」の再放送かな?と思って眺めていたら、演奏のあと2人のインタビューが始まったんです。なんだこりゃ?再放送じゃないの?と思っていると、見ていた妻が「知らなかったの?録画してないからおかしいなとは思ったんだけど」ですと。なんと、先日のとは別な来日特番だったみたいなんです。しまった!僕が観たのはラスト10分くらい(志村けんの話は聞けました)。
 そのあと偶然「ロッキング・オン」の渋松対談を読んでいたら、松村さんが「8月の終りの特番の取材依頼が来た」というようなことを話していて、もしかすると見損った部分に松村さんの出演があったかも知れません。ああ!最近勉強するためにテレビあんまり見ていなくて、だから新聞のテレビ欄もチェックしてなかったのが仇になってしまいました。あーあ、再放送してくれないかなあ?
 わずかに見られた部分では、チャボさんがコンサートを観た直後に書いたという文章(日記?)が興味深かったです。それから志村けんが「ポールのマイクが回っちゃって、、」と話していましたね。ということはあの人は6月30日の回を観たんでしょうか?番組ではどうも最後の日に行ったような感じの進行でしたが、そのときはもうマイクのアクシデントはなかったようなことを読んだ事があるんですが、どうなんでしょうね?
 そういえば、来日40年の話題に埋もれてしまいましたが、今月は確か「Revolver」40周年、そしてあのキャンドルスティックパークからも40年ですね。ビートルズの場合、いつでも「○○から××周年」が成立しますから目立ちませんが、やっぱりこの時期はビートルズの歴史の、重要な転換点だったと思います。コンサートをやらないって、今では「ふむふむ」という感じですが、当時にしてみれば考えられない決定ですよね。「Revolver」にしても「ステージで再現できない」って、今でいうと、うーんなんだろ、ちょっと想像つかないような価値観の転換だったに違いありません。試みは誰でもできるけれど、それをものすごく大衆的なレベルで実現して、しかも質を落とすわけではないなんて、信じられません。ビートルズの作品は、どの時代でも大好きですが、こうして節目の時期に聴く「Revolver」は本当に素晴らしいです。
 そういえば、リンゴのコンサートでは「Yellow Submarine」を、ポールのコンサートでは「Got To Get You Into My Life」や「Goodday Sunshine」や「Here There And Everywhere」を、ジョージのコンサートでは「Taxman」や「I Want To Tell You」を聴けました。メンバーにとってもあのアルバムは自信のある、そして思い出深いものかもしれませんね。ジョンが生きていてコンサートをやったら、このアルバムから選曲したでしょうか?聴きたかったなあ「And Your Bird Can Sing」や「I'm Only Sleeping」や「Tomorrow Never Knows」を。

Revolver

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