やっと観られました!祈来日!

 見れました、やっと。グラミー賞のポリス。今頃かよ!という感じですが、Wowwowの再放送を最初の方だけ録画して、やっと確認できました。確かに3人で戻ってきましたね。確かに「Roxsane」1曲だけでしたね。でも僕にはこれで十分です。こんなもんでいいや、とかいうネガティブな間奏ではなく、とりあえず今はこの1曲で十分、という意味です。これから本格的な再結成ツアーがあるようですし、そうなれば来日の可能性、つまり「直に体験できる」可能性も出てくる訳です。もしそうならなかったとしても、きっと何らかの形で音や映像は手元に届くでしょうから、本格的に接するのはこれから、その前哨戦としては申し分ないものでした。
 なにしろグラミーのオープニングですからカメラの数やアングルも贅沢で、アンディやスチュのプレイもきちんと映されていていました。改めて3人のプレイヤーとしての能力に脱帽です。非常にテンションの高い曲を、ほとんど20年ぶりとは思えないレベルで演奏していました。スティングはいつもスポットの当たっている人だからみんなわかっていますが、あとの2人の演奏力は驚異的と言っていいでしょう。今回は3人のみでの演奏でしたが、これで十分です。ポリスは過去にライヴ・アルバムを出していますが、特にシンクロニシティ・ツアーを収録したものなどはキーボードや女性コーラスなどが入っていて、なんだか違和感を感じていました。ボックスセットなどで聴ける3人のみのライヴ・テイクの素晴らしさを知ると、そういう「装飾」はいらない、と思ってしまいます。今回の演奏は、図らずもそういう、彼らの本当の実力をコンパクトに紹介するものになったと思いました。
 中間部でスティングのアドリブボーカルが始まってから、アンディとスチュがそれに合わせるように音色やフレーズを変えてながら盛り上がっていくところなど、感動的でさえありました。ポリスの後にプレゼンターとして登場したジェイミー・フォックスが「ポリスがコラボレーションのパワーを見せてくれた」とコメントしていましたが、まったく同感です。
 ルックスについていうと、正直アンディにはちょっと驚いちゃいましたが(スティングも相当なものですが、あの人の場合はいつも見かけるので慣れちゃってるんですね)、まあ、「えっ!?」というほどではなかったです。なにしろ演奏がシャープでしたからね。この際3割引です(笑)。
 日本に来る、いや来ないとニュースは相変わらず不安定ですが、僕はぜひ観てみたいです。できたらサポートメンバーなしで、3人だけの演奏を観たい・聴きたいですね。
 さて、やっと週末、僕の住んでいる方面は、明日は冬の寒さが戻ってくるそうです。ドレミの体調もあるし、ゆっくり休む事にしましょう。みなさまも、どうぞよい週末を。おやすみなさい。

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