行けませんでした、スティービー・ワンダー

 行けませんでした、スティービー・ワンダー
 経済的にはなんとかなりそうな感じだったんですが、先週はカラオケという「職場のおつきあい」があり、今週と来週は仕事その他で夜遅くなる日が続くことがわかっていて、家族の許可がおりにくかったという、えー、そんなざまでした。もうひとつ言うとですね、さいたまはちょっと、僕の住んでいるところからは遠かったというのもありました(今回は開演が早いから夜遅い帰宅にはならないよ、と口説いたんですが、まあだめでした)。
 行けないとなると、なんだか悔しくてしばらくの間スティービイーは聴かなかったんですが、最近はCMでよくかかっているために結局聴いてしまうんですよね。しかもなんだか渋い選曲で。あれってもしかしてタイアップなのかしら?
 ともかく、なるべくスティービーのことを考えないようにしていたんですが、グラミー賞の番組には登場するし、アンテナ登録させていただいている方にも行かれたレポがアップされていて、それを読むと、やっぱり「いいなあ」と思ってしまいます。もう土日のさいたま公演は終わってしまったので、悔しさよりも「いいコンサートだったんだろうなあ」という気持ちの方が強くなってきました。年齢的にハードなツアーは難しくなってくるんでしょうが、ぜひまた来てもらいたいですね。できたらさいたまよりは、もうちょっと南の方に来ていただけるといいんですが(苦笑)。
 今聴いているのは「Natural Wonder」2枚組のライヴ盤ですが、これ、日本公演も入ってるんですよね。1曲目が終わって「コンバンワー」と入るのでびっくりしてしまいます。演奏も録音も良くて、僕としては「Love’s In Need Of Love Today」「Higher Ground」「If It’s Magic」「Living For The City」「Another Star」が収録されているのがとてもうれしいです。いや、結局どの曲も「入れてくれてありがとう」という感じなんですが。今回は行けませんでしたが、これを聴きながら、今度来てくれるのを待つ事にしましょう。
 追記:「Living For The City」は最高にカッコイイ曲ですが、この曲をあのイアン・ギランがカバーしているのをご存知でしょうか?ギラン時代の最後くらいの時期で、これもなかなかカッコイイです(原曲に近い印象のアレンジで、最後のスキャットも朗々と唄っています)。

Natural Wonder

Natural Wonder