鴨ちゃん、、、。
さっきネットで見ました。「鴨志田穣氏死去」のニュース。
フリーカメラマン、文筆家としても実績のある人ですが、僕にとってはなによりも「サイバラのダンナさま」でした。これは決して故人を貶めるつもりで書いている訳ではありません。サイバラのマンガに出てくる「鴨ちゃん」は本当に魅力的で(行動はハチャメチャでしたが)、一方鴨志田氏の著書に登場する(文章の中でも、挿絵として掲載されているマンガでも)「奥さん」に対する暖かい(よね)まなざしは、本当の意味で「深い人間の関わり」を実感させてくれるものでした。本当にそう思います。
最近の「毎日かあさん」では、再婚こそしていないながらいつも「家族」4人で過ごしている様子で、しかも鴨ちゃんの健康状態も悪くなく、子どもたちもサイバラも楽しそうで、ファンとしてはほっとしていたんです。していたんですが、、。
「アジアパー伝」などを読むと、タイ周辺をうろうろしていたころの行動にはすさまじいものがあったようで、それが今回の悲しい知らせの引き金になったんでしょうか?僕はあの連作の、なにも隠さない、飾らない文章が好きでした。できたら、こんな知らせは欲しくなかったです。
なんだかまとまりませんね。まだ実感がないからかも知れません。このまんま、実感がないまま明日の朝になって、実は僕の勘違いでした、にならないかなあ。こういう文章の末尾には、決まり文句の「アレ」が来るんですけれど、書きたくない。すみません、今夜一晩だけ、「実はガセでした」に賭けて、もう寝る事にします。おやすみなさい。
- 作者: 鴨志田穣
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- 発売日: 2006/11/01
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