もうひとつはっきりしない「僕の宝」(笑)

shiropp2007-04-16

 この週末も、なんだか忙しかったですが、例の「ゴミ屋敷」の片付けを進めました。とはいっても、まだまだの状態です。運び出しが終わっていないという(笑)、いったいどんだけあるのよこの「お宝」は(笑)?こうやっているとけっこう「あれ、どこいったんだろう?」と思っていた本やCDが出てきて楽しいですが、そうなったらそうなったで、手を止めて回想に浸ったりして、やっぱり能率が上がらない(笑)。もうじきタイムリミットなんだけど、終わるのかなあ?
 で、今日はその片付けの最中に出てきたものを一つご紹介。写真のブツです。ファンの方には説明不要ですね。ビートルズの日本公演プログラムです。
 なぜこれが僕のところにあるかというと、高校生くらいのときに買ったんです。横浜の大きめのレコード屋さんで売っていたのを発見し、買いました。確か3000円くらいだったと記憶しています。それ以上の金額は出せないような年齢でしたから、きっと間違いないと思います。内容は招聘元の中部日本放送読売新聞社のあいさつ、ビートルズのメッセージと当時の英国代理大使による挨拶文にはじまり、福田一郎その他によるビートルズについての文章(星加ルミ子湯川れい子なども執筆していて、つくづく洋楽業界って新人出てきてないですね)、4人の顔(というか鼻から上)のアップページ(大判の1ページに1人という豪華というかなんというか)。「Discography Of The Beatles」というページもあって、これは要するにその当時までにビートルズとして発表されていた曲目リストなんですが「Compilesd by Ichirou Asatuma,Akinobu Kamebuchi」となっているのが印象的です。見開きページには東芝音楽工業株式会社(当時)の広告があり、「ステレオ!これがビートルズVOL.1」「同VOL.2」などが来日記念盤として紹介されています。
 とまあ、こうして書いていてナニですが、これ、本物なんでしょうかねえ?自分で持っていながら確証ありません。以前、日本公演プログラムのレプリカというのは見たことがあって、それと自分の持っているものは、微妙に違うんです(どこがどう違っていたかはもう忘れてしまいました)。偽物があるという話しも聞いたことがあるんですが、僕が買ったのはそれこそ25年以上も前、それも専門店とかビートルズ関連イベントなどではなく、たまたまやっていた「ロック関連書籍と輸入盤セール」みたいなところでしたから、狙って偽物を出すとも考えにくいんですが(それに、買った当時から、表紙はちょっと汚れていました)。調べようと思えばできるんでしょうけれど、今から「本物じゃありません」と言われるのもしゃくだし、もともと投機目的ではないので、このまま調べないまま手元に置いておこうかなあ、とも考えています。少なくとも掲載されている内容に違いはないはずで、そういう「時代の空気」はわかりますので、まあ、これはこれでいいかな(笑)。
 これ、日本公演ビデオもそうでしたが、去年の40周年のときに探したのに、そのときには出てきませんでした。今回、本棚の深い階層の奥から出てきました。また深いところに行く前に、ちゃんとわかるようにしまっておこう。

ラバー・ソウル

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