風邪で寝込んで、ポールに助けてもらいました。

　風邪で寝込んでしまいました。日曜日に夏布団に替えたら、月曜日にはもう鼻がおかしくなり、火曜日の昼前から熱が上がり出し早退、昨日今日は熱が引かず休んでしまいました。そんなにひどい状態ではないんですが微熱が取れない感じで、思ったより重いのかもしれません。さっき検温したらなんとか36度台にはなってくれたんで、明日は出勤するつもりですが。異動の緊張のなせるわざか、単なる夏風邪か？
　寝込んでいる間にポールのニュースがありましたね。ニューアルバムと旧譜のiTunes Storeでの販売。僕はネットのニュースで知ったんですが、今日新聞を広げてみたらそちらにはポールの顔写真入りで記事がでていました。スタバでの販売とか、ネット配信開始とか、相変わらずポール、いい意味で話題作りがウマいですね。やっぱりポールはこれくらいメジャー展開が似合っています。ITunes Storeで予約すると限定バージョン１曲おまけ、というのも食指が動きます。僕のような人間は結局CDも買うんですが、おまけ目当てに配信もポチッとしちゃいそうです。
　で、そんなニュースに影響を受けてか、昨日今日はポールのソロをよく聴いていました（iPodに入れているのを、スピーカーに繋いで枕元に流していました）。今日はかかりつけの医者に行ったんですが、玄関で靴を履き、iPodのセットをしてスイッチを入れ、玄関のドアを開けた瞬間「English Tea」のボーカルが始まりました。外は寒くないですが雨模様。この瞬間はキました。月並みな言い方ですが「歌の世界に引き込まれたような」気持ち。IPodではそのあと「Anyway」に続いたんですが、雨の降る様子までぴったり曲にフィットしているようで、病気なのに気持ちが高揚し、かつゆったりと落ち着いていくようでした。矛盾する表現ですが、ほんとに。風邪にどこか違う場所に連れて行かれたのが、ポールの歌に導かれて自分の居場所に戻って行くような感じ。おおげさかな（笑）？まあ、病院はいつものとおりだったし、薬も似たようなもの（笑）、そのあとまた休息して今に至るという感じなんですが、それでも、ポールのおかげで回復が早まったような気がします。
　今部屋に流れているのはもちろん「Chaos And Creation In The Backyard」。けっこう久しぶりに聴いたんですが、いいですね。改めてポールの才能に脱帽です。どちらかといえば派手さのないアルバムでしたが、こうしていつまでも聴き続けられる名作です。ネット配信開始ということで、音楽を運ぶインフラは日々変わっていきますが、ポールの音楽の魅力は、これからも変わらずに愛されるんでしょうね。
　さて、久しぶりに日記も書けたし、曲も（今日何度目かの）「Anyway」にさしかかりました。そろそろ休む事にします。明日は仕事に出られますように。これをお読みのみささまも、健康で文化的な金曜日を過ごせますように。おやすみなさい。

追憶の彼方に~メモリー・オールモスト・フル