キャロル・キング来日、でもちょっと問題が(笑)。

 キャロル・キングが秋に来日するそうです。日本でコンサートをやるのは17年振りとのことで、17年前というと、あのポールの初来日公演と同じ年です。実はあのポールの来日公演は全部で4回観に行ったんですが、そのうち1回一緒に行った友人が、このときのキャロルのコンサートを観ていて、素晴らしかったと話してくれたのを憶えています。
 当時はまだキャロルにとって不遇だった80年代を引きずった時期でもあり、そんなに大きな会場ではなかったそうですが、集まった観客はそんな風潮など関係ない暖かいムードだったそうで、最後には感激したキャロルが両手いっぱい広げて「You are wonderful!」と叫んでいってそうです。それを聞いたとき僕はポールのコンサート期間だったため(気持ちがそっちにいってしまっていて)その場ではそれほどのリアクションをとれなかったんですが、その後その話を思い出すたびに、きっといいコンサートだったんだろうなあ、そういう流行に流されないファンたちに支えられて彼女は次の時代に進んで行ったんだなあと思います。
 10年くらい前だったか、セリーヌ・ディオン、マライヤ・キャリー、グロリア・エステファンなどが集まってやったディーバ系イベント(CD持ってます)でも、キャロルはスペシャルゲストとして出演していて、ラストはみんなで「Natural Woman」を歌っていました。確かこの歌のタイトルをそのままつけた、女性シンガーのコンピもあったはずです。もちろん彼女は性別など関係のない大アーチストですが、女性の側からは、別格的な存在なんでしょうね。そういえば、上に書いた友人というのも女性でしたし。
 その彼女が来日するんですから、今から期待してしまいます。実はまだちゃんとチケットが取れたわけではなく、ぴあのリザーブを申し込んだだけなんですが、行くことができたら、もちろん初めてのキャロル体験になります。
 なんですが、ここにひとつ問題(?)が。
 今回のコンサートは、彼女の単独コンサートではないんです。「キャロル・キング/メアリー・J.ブライジ/ファーギー」というタイトルで、3人のジョイントなんです(なんでこんなことになってるんだろ?)。さらにいうと、メアリーは知っていますが、もう1人のファーギーという人は、正直に書いちゃうと全然知らないんです。どういう共通点があってこういうことになったのか、正直わかりません。さて、どんなコンサートになるんでしょう?
 そして、、、、実はもうひとつ恐れていることがあるんです。
 もし、単独コンサートが打たれたらどうしよう(笑)?もしそうなったら、そっちにも行きたくなっちゃいそうで、怖いなあ(笑)。だってやっぱり単独コンサートの方がいいじゃないですか。ああ、どうしようかな?考えてみれば、まだ行けると決まった訳じゃないんですけどね(笑)。はあ。