台風の爪痕(をドレミのバケツで受ける)

2時間弱でこんなにたまりました

 まずはご報告。結局台風の中出勤という事態にはなりませんでした。僕の住んでいる地域は今日の昼過ぎまで雨風が強かったんですが、ついに命令は下りませんでした。一応何があってもいいようにはしておいたんですが、何事もなく1日過ぎました。
 と、穏やかにすめばよかったんですが、自宅の方にひと波ありました(笑)。
 朝起きると、なんだかおかしい。家族の寝室は出窓があるんですが、その出窓の下が濡れている。雨戸を閉め忘れたか!?と一瞬思いましたが、そんなことはなく、よく見ると天井から滴が落ちています。え!?雨漏り!?ちょっと予想外の事件で一瞬わけがわからなくなってしまいましたが、とにかく滴はけっこう落ちていて、しかも1カ所ではなく数カ所に及んでいます。
 ともかく対症療法しなくては、というわけで雑巾とバケツ(ドレミのおもちゃをちょいと拝借w)を使って拭き取りと滴に対処。床にバケツやコップを置いて雨漏りに対応するなんて、マンガみたいなことをしちゃいました。相変わらず滴は止まらず、原因を調べなくてはなりません。当初は外壁のクラックから横なぐりの雨が入り込んだのかと思いましたが、意外なところに原因がありました。
 寝室の真上はロフトになっていて、そこには南に向いた大きなガラス窓があります。それはハメ殺しの窓なんですが、なんとその「永遠に閉まっている」はずのサッシ部分にわずかな隙間があり、そこから雨水が浸入したんです。そのサッシから新聞紙2枚分くらいのスペースが水浸しで、その床から2回の天井に落ちて行き、最終的に寝室の天井から落ちていたと、そういうものでした。ロフトの床とサッシの水を拭き取り、雑巾や新聞紙を動員して水気を防いでみたら、テキメンに寝室の「雨漏り」はおさまりました。ふう。よかったよかった。今日はとりあえずここまでの対応にして、後日業者を呼んで直してもらう事にしました。それにしても驚いたなあ。僕の家は築8年になりますが、こんなことは初めてです。これからは気をつけて大事に大事に住まなくてはいけませんね。一応「終の住処」のつもりですから。
 そんなわけで、休めたんだかどうなんだかわからない1日でしたが、まあなんとかこの時刻までまいりました。妻もドレミもコピももう寝ています(ちょっと前まで大騒ぎだったのに、ぴたっとみんな寝入ってしまうのが面白いです)。
 今流れているのはラテン音楽。「Buena Vista Social Club」のサントラと、ジューサのファーストアルバムが続いて流れています。おお、奇しくもどちらもキューバですね。ちょっと前に「中南米マガジン」の最新号を買ったので、そのへんも影響してこのあたりを聴いています。ジューサはとても素晴らしい。僕はラテン音楽にはあまり詳しくなく、レコ屋にいってラテンやブラジルものの棚の前に立っても途方に暮れてしまうんですが(ものすごくたくさんの作品があるんですよ。どこから手をつけていいかわからない。だから結局「ヴァガメンチ」とかエリスとかジョアンとかジョイスとかの有名どころになってしまいます)、2〜3年前に偶然耳にしたジューサは、先入観なしの僕も惹かれるものを持っていました。このアルバムはいつ聴いてもいいなあと思います。
 僕の住んでいる地域は比較的被害は少なかったですが、今回の台風でも大きな被害がでたところがありました。これをお読みのみなさんのところはいかがでしょうか?明日は普通なら休日です。どうか穏やかで楽しい1日でありますように。


YUSA

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