フィガロな数日(笑)
金曜日にオフ会から帰って、食事もお風呂も終わって寝る前のひととき、なんとなくクラシックが聴きたくなり、けっこう気持ちが浮かれていたので華やかなものを選ぼうと思い、たまたまテレビの近くにあったDVDで「フィガロの結婚」(ベーム・ウィーンフィル、75年の録音、映像は76年フィッシャー・ディースカウとかキリ・テ・カナワが出演しています)を部屋に流しました。ブログを書いたり妻と会話したりのBGMなので、画面もろくに観ないで、冒頭の数曲を流しただけという感じで。妻はピアノ弾いていたくせにあんまりクラシックの曲に詳しくないんですが、さすがに「フィガロ」の序曲は知っていて、そのこともちょこっと話題にしました。
で、土曜日。この日のいつだったかは忘れたんですが、テレビからまた「フィガロ」序曲が流れてきました。これは番組名も時間帯も覚えていないんですが、「2日続けて聴くなんてことあるんだなあ」と、ぼんやり思いました。
そして日曜日。「題名のない音楽会21」を観ていたら、ここでも「フィガロ」序曲が!これはある若い指揮者が神フィルを振ったもので、元気いっぱいの演奏でした。「3日連続だ!」と言って妻と大笑い。こんな偶然ってあるんですね。
ところが。
これで終わりではなかったんです。夜になって「N響アワー」を観ていたら、そこでもプレヴィンが「フィガロ」演奏してたんです!これは実に見事な演奏で、聴き惚れてしまいましたが、そういうこととは関係なしで、「こんな偶然、あるのかしら?」と思ってしまいました。確かに有名な曲ですが、なにか不思議な感じです。
そして!
今日たまたま、ふだんは全然観ない、佐藤しのぶが司会をつとめるTVK(テレビ神奈川、あの『SakuSaku』制作しているところ)の番組にチャンネルを合わせたら、、、、、、。
そこでも流れたんです、「フィガロ」序曲が!なんだこりゃ!?こんなことってあるんですねえ。それともテレビをつけっぱなしにしておくとしょっちゅう流れるんでしょうか「フィガロ」?うーん、モーツァルトイヤーは過ぎたのに(笑)、不思議です。もちろん聴いて不愉快な曲ではないですからいいですが。
ちなみにTVKの番組では、斉藤晴彦がゲストで出ていて、「フィガロ」序曲に合わせて替え歌歌っていました。相変わらずの感じでしたが、番組が堅い雰囲気だったためか替え歌のところ以外は落ち着いたたたずまいで、あの人の紳士的な側面が良く出ていました。観られて良かった、いや、問題はそこじゃない(笑)。いったいこれはどういうことなんだろう?流行ってるのか「フィガロ」?_それともいつもこんな感じでしたっけ?もしかして「フィガロ」に祟られてる(笑)?
- アーティスト: ベーム(カール),モーツァルト,ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団,プラハ国立歌劇場管弦楽団,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,ドレスデン国立管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2006/02/15
- メディア: CD
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (4件) を見る