小ネタ 今日はゼップだった

 今日の朝、某SNSの友人が「今イギリスでレッド・ツェッペリンが演奏してる!」と書き込みをしていました。そうか、あのコンサートは今日だったんですね。
 そして、さすがこの時代と思わせることですが、あっという間にセットリストもわかり、そしてYouTubeでも一部映像が観られるようになっています。「Kashmir」なんてフルコーラス観られました。ざっと観ての感想ですが、フロントの3人はやっぱり年齢相応の容貌で、パーシーはひげが生えているし、ペイジはすっかり頭が銀色(白髪)になっているし(そう見えるよね)、そしてドラムを叩いているごついアンチャンは、あのジェイソン君なんでしょうか?
 そして肝心の音ですが、今のところ「ほっと一安心」という感じです(笑)。YouTubeの荒い映像と音での判断ですが、一応ちゃんとしていて、パーシーも高音が出ています(「Black Dog」は怪しかったけど、冒頭しか観られなかったので判断保留)。始まる前は「きっとヨレヨレ」という下馬評だったので、きっと本人たちも発憤したんでしょうね。やっぱりゼップはただ者じゃなかった、というか、ひとたびステージに立てば、彼らはちゃんと音楽で勝負できるということなんだと思います。たとえ指の動きや声の高さが30年前に及ばなかったとしても、今に相応しい音楽が奏でられれば、それは彼らの勝利だと思います。このご時世ですから、遠からずコンサートの全貌は(合法かどうかはともかく)明らかになるでしょうから、そのときにちゃんと考えたいと思いますが、ともかく、今日という日に地球のどのかでレッド・ツェッペリンが存在したことを祝いたいと思います。それにしても「In My Time Of Dying」「For Your Life」「Trampled Under Foot」「Custard Pie」「Nobody's Fault But Mine」「No Quarter」というセットの流れのものすごいこと!生で観たら気絶しそうです。これはもう、是が非でもツアーを、そして来日公演の実現を願います。

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