やっと週末

 ここしばらくコピの具合が悪く、何度も病院に行きました。いくつかの検査を行い、どこが悪いのかを(ある程度)目星をつけ、食事と服薬で治療を開始し、今は落ち着いています。ちょっと前は食欲もなく嘔吐を繰り返し、かなり心配な状態でしたが、そういう感じではなくなりました。今回の病気はドクターから「(完治まで)少し長くかかります」と言われたのでそれなりに心構えが必要なんですが、とりあえずどこが悪いのかがわかってきただけでも前進です。
 ドレミも風邪の発熱がやっと引いて、今日保育園に行きました。今週初めての登園です。呼び出しがかかったらどうしようと心配していましたが、何事もなく1日過ごせたようです。疲れたのか帰宅後少しぐすったりしましたが、まあまあご機嫌はよかったです。お友達に会えたのが嬉しかったみたい。やっぱりそういうことなんでしょうね。
 ドレミから感染したのか、今は僕が咳をしています。これはいつものことかな?夕方はちょっと頭が重く、鎮痛剤を飲んだらそのせいか夕食後寝てしまい、10時過ぎまで意識がありませんでした。コンサート行ったりしているわけですから僕が疲れたなんて言ってはいけないんでしょうが、やっぱりくたびれました。なんといっても健康が第一ですね。
 清志郎さんのコンサートに行ったのをきっかけにして、アトランティック・ソウルなどを聴き返すことが多くなりました。今はオーティス・レディングを聴いています。やっぱりいいなあ。もう40年以上前の作品ですが、今も輝きを失っていません。オーティスはちょっと情感的過ぎるところもあって、僕は毎日毎日聴き続けるようなタイプのファンではないんですが、今日のような、一息つきたいような夜には心に沁みます。アトランティックの創始者であるアーメット・アーディガンについてはいつかちゃんと書いてみたいと思っていますが、本当にこの人、20世紀の音楽にとんでもなく大きな功績を残した人ですね。この人がブルースやジャズに傾倒して、自分でレコード会社を作って世に出そうとしなかったら(そして、所属アーチストである黒人ミュージシャンに正当なロイヤリティを支払わなかったら)、オーティスもレイもアレサも今のような形で登場することはなく、ゼップもCSN&YELPもイエスアメリカで大成功はしなかったのかもしれません。「子供だましのモンキービジネス」と清志郎さんが歌っていた音楽業界ですが、こういう人がいてくれたからこそ、名曲名唱が後世に残ってくれているんでしょうね。
 それではみなさま、よい週末を。健康には気をつけてください。オーティスの名曲「These Arms Of Mine」に乗せて、おやすみなさい。

Sings Soul Ballads

Sings Soul Ballads