久しぶりの更新です。

 しばらく前にひいた風邪が、いっこうに治りません。そんな体調なのにコンサート観に行ったり、それから私事ですが、週末に弔事があってバタバタしていたらさらに悪化してしまい、月曜火曜は仕事に行かれませんでした。今回は発熱以上に咳がひどく、そのせいで声まで出なくなってしまい、昨日と今日は職場でもほとんど電話応対ができないほどでした。明日は金曜日ですが、その翌日の土曜日はまたもや法事があり、またもや休めそうにありません。サラリーマンの常で年度末は忙しいのに仕事上のトラブルもあり(そのせいで直属の上司と険悪になっている)、体もですが気持ちもどこか張り詰めていて休みきれない気分です。まずいなあ。こういうときこそ気分の切り替えが大切なのに、今回はどうもうまくいきません。もうひとがんばりというところでしょうか?
 で、こういうときにどんな音楽を聴いていたかですが、熱を出して寝込んでいたときは「プログレとクラシック」でした(笑)。熱を出したらプログレ聴くというのは以前にも書いた気がしますが、今回ももちろんやりましたよ。主にフロイド。でも今回はちょっとバッド・トリップ気味でした(笑)。クラシックは、TDKオリジナルコンサートシリーズというCDが期間限定で1枚1050円という破格値になったので、数枚買っておいたものです。渡邉暁雄シベリウスやリヒター最後の来日時のオルガン演奏会、フィッシャー・ディースカウの東京ライヴ(最高!)など、どれも質が高いものばかりです。病気のときは重いものを聴きたくなる癖があり、今回も枕元でこういうものを流しました。本当に「流していた」程度の集中力でしたが。
 とりあえず仕事に行くようになってからは、リンゴのニューアルバム(よかったです)、ジョージの「バングラディシュのコンサート」(聴いていると力が湧いてくるようです)、J.J.ケイル(これは先週のマリア・マルダーからの繋がりですね)などを聴いていました。もちろんビートルズも。不安定な気持ちと体を慣らすように、馴染みの音楽に寄り添うという感じかな?特にジョージは、心に沁みるようでした。そういえばちょっと前が誕生日でしたねジョージ。こんな日々なのでブログにも書けませんでしたが、落ち込んだとき、ジョージの暖かさは本当に慰めになります。
 今はこれを書きながらスティービー・ワンダーの「Talking Book」を聴いています。スティービーにはもう、今まで何回助けてもらったかわからないくらいです。音楽や芸術を安易に「癒し」という言葉で説明してしまうことには決定的な違和感を覚える僕ですが、スティービーの音楽を、今のような状態で聴くと、やっぱり間違いなく「助けてもらっている」んだなと、理論ではなく気持ちで腑に落ちます。そういえばこのアルバム、ジェフ・ベックがゲスト参加しているんですよね。「迷信」も収録されているし、意外とロック度の高いアルバムですね。
 さてさて、とりとめなく書いてきましたが、そろそろ咳止めが効いてきて眠くなってきました。体のことも含めてまだまだ大変な日々は続きますが、ブログはちゃんと再開したいと思っています。その第一弾ということで、あんまり明確な論旨のない文章になってしまいましたが、ご挨拶代わりということで(笑)。
 さあ、明日は金曜日だ!あ、でも土曜日も出かけるんだったっけ(苦笑)。