小ネタ 自分がハマッてしまいました(笑)

 エイプリル・フールのネタで「Let It Be」のDVDが発売!という日記を書きました。もちろん僕は書いた本人ですからこれがネタだとわかっているんですが‥。
 書いて、アップして、読み返して、いただいたコメントにお返事などを書いていたら、なんだか急に観たくなってしまいました「Let It Be」(笑)。うちにはずっと前にテレビの深夜劇場で放送したものを録画したテープがあるはずなんですが、いつものとおり(笑)どこかにいってしまって出てこないので、観ることが出来ません。アンソロジーDVDに一部収録されていますが、ドレミが起きているときはどうしてもドレミ用のソフトが中心になってしまい、なかなか僕のものを観ることができません。
 しょうがないので、行き帰りはiPodで「Let It Be」を聴き、帰宅後のちょっとした時間を使って、YouTubeでちょこちょこ曲を検索して観ています。実は今これを書きながら「Don’t Let Me Down」を観ているんですが、考えてみたら、すごい時代になったものです。MTVの全盛期がきたときにも同じように思いましたが、こうした映像がなんの苦労もなく(画面が小さいことさえがまんすれば)観られるんですから。今から30年ほど前、僕がロックを聴きだしたころは、動くアーチストを観る機会は(一部のテレビを除くと)まったくなくて、フィルムコンサートなどに行かなければ、本当に観ることができませんでした。それが今、自宅にいながら、何回かクリックするだけで観ることが出来るなんて、本当にすごいことですね。
 こうした対症療法(?)で、最低限の欲求は満たされているんですが、やっぱり全編を通しで、大きな画面、いい音で鑑賞したいと思ってしまいます。ふと思ったんですが、今の若いビートルズファンにとっては、あの映画は「幻」なのかも知れませんね。うーん、もしそうだとすると、これはなかなか困った話です。なぜリイシューされないんでしょうね?巷間言われているように、例の「口論」問題が引っかかっているんでしょうか?それとももうすでにリリーススケジュールに入っていて、リマスタリング作業をしている最中なんでしょうか?
 ファンの間でも賛否両論の映画、アルバムである「Let It Be」ですが、今冷静に考えると、世界最高のバンドの素顔が観られる、貴重なコンテンツだと思います。僕の四月バカネタはともかく、1日でも早い正式リイシューを待っています。
 というわけで、読んだ方をダマすつもりで書いた日記に自分がハマッてしまい、観たくて観たくてしょうがないという、実にお間抜けなお話しでした(笑)。