BS熱中夜話

 ふう、今週は長かった、というか、きつかった。
 仕事の繁忙はそろそろ明けてきたんですが、最後の(かな?)一山があって、精神的にきつかったです。言い分はあるんですけどね僕としては。まあ、それはいざというときに取っておいて(笑)。今は粛々と仕事をしています。先週までに比べると、机の上の「山」は一応消えてくれてはいるので、気持ちの緊張からは解放されつつありますが、まだ油断はできません。
 考えてみたら、もう2ヶ月こんな状態が続いていて、しかもその間体調が崩れたりしていたので、我ながらよくここまで来られたなと思います。まだ終わってないですが(笑)。今やっていることは、要するに昨年度のまとめのようなものですので、早く終わらせて今年度のことに取りかかりたいです。今年度はやりたいこと、改善したいことが山ほどあります。幸い今回の人事異動に関しては「追い風」のようですから、これに乗ってがんばりたいです。
 さて、先日の木曜・金曜は妻も仕事で帰りが遅く(この2日間は、僕より遅かったです)、ついにドレミの保育園へのお迎えと世話を、同居している両親に頼むはめになってしまいました。普段は禁じ手にしているんですが、今回ばかりは仕方がありません。昨日帰宅すると、ドレミはもう寝ていました。妻はまだ帰っていないので、僕は1人で夕食をとりながら、前夜に録画してあったテレビ番組を観ました。それはNHKの「BS熱中夜話」という番組。ビートルズ特集ということで、スタジオにファン代表の方々と鈴木慶一さん、萩原健太さんをゲストとして迎えての回でした。といっても番組内容はビートルズそのものというよりは「ビートルズが好きで好きで仕方がない人達」に焦点を当てたもので、つまり「ファン」が主役のものでした。イントロクイズ、カルトクイズなども交え、とても楽しそうに進行しました。
 さて、何故僕がこの番組をわざわざ録画してまで観たか。ビートルズ関連の番組だからというのは当然としてですが、最大の理由は「知り合いが出演していたから」です。
 このブログがきっかけで知り合ったringoさんやGORICOさん(お嬢さんも出演されていました)始め、いずれも筋金入りのビートルズファンの方が出ていたんです。番組で紹介されていたキルトはringoさんの作品で、僕はキルト展で実物を拝見したこともありました。みなさん知識が豊富である以上に、各々が「誰にも負けない思い入れ」を持ったファンのみなさんですから、何か話されると、どういう気持ちで話されているのかわかるし、頷いたり笑ったりすると、これまたその気持ちがわかると、そういう感じで、観ているこちらまで参加しているような気持ちでテレビを見つめていました。
 僕のブログはビートルズばかり書いているわけではないですが、それでもこれがきっかけで何人ものビートルズファンのかたと交流が持て、そしてこうした番組を観る機会が持てたということを考えると、ブログ続けていてよかったなあという個人的な思いの他に「ビートルズファンでよかったなあ」という気持ちにもなります。最初に書いたように、僕はこのところずっと仕事で悩むことが多く、なかなか気持ちの切り替えができなかったんですが、昨日の夜この番組を観て、みなさんがビートルズについて熱く語り合っているのを観ていたら、気持ちの力みがとれていくような気持ちになれました。「やっぱり最後はビートルズ」と、今までの僕なら締めるところですが、今日はそれだけではありません。ビートルズがきっかけで始まった新しい繋がりのおかげです。このブログに来てくださるみなさま、そしてコメントくださるみなさま、ビートルズファンのみなさま、音楽を愛するみなさま、本当にありがとうございます。

 追記:実は今、テレビではCS&Nのライヴをやっているんですが、突然「Blackbird」が始まってびっくりしました。やっぱりビートルズが「鎹」なんですね。