小ネタ 買ったのに聴けない名曲

 先日大手輸入盤屋さんのクラシック売り場で、「?」と思うCDを発見しました。タイトルは「Tubular Bells」。そのまんまのタイトルですが、ジャケットもそのまんま、本家の「Tubular Bells 3」のようなデザインで、あのメビウスの輪のようなチューブラー・ベルに鍵盤がついているというもの。演奏しているのはなんと「Piano Ensemble」(!)という名前のユニット。発売元はブリリアントというレーベル。マニアには有名な廉価盤専門のレーベルですが、これは新録音のようです。
 最初見かけたときは「なんだこれ?」と思ったんですが、そのお店では手書きポップまでつけての大プッシュをしています。曲目を観ると、同曲のパート1だけをアレンジを変えて2バージョン収録しています(1曲目はピアノとシンセが2台ずつ、2曲目はピアノのみ)。僕はあんまり「ポピュラーの名曲をクラシックアレンジで」というCDには食指が動かないんですが、これは結局買いました。数年前にアコースティック・ギター2本だけでこの曲を演奏したというアルバムを入手したことがあり、それはとてもいい出来だったので「これもそういうものかも?」という勘が働いたというのが理由の一つ。で、もう一つの理由が「安かった」こと(笑)。800円くらいだったんですよ。安いでしょ?これなら聴いてみてダメでも諦められます。というわけで今ここにこのCDがあります。で、感想はといいますと‥。
 まだ聴いていないんです。いや、正確にいうと「聴けないんです」ですね。何度も書いてきましたが、僕の妻は「Tubular Bells」が嫌い(というか、怖い)ので、スピーカから音を出すととたんに「止めてよ!」となるんです。妻がそう言うとドレミまで同じように「止めてよ!」と言い出す始末。一応iPodに入れいているんですが、通勤のときは別の音楽を聴いてしまって、この曲にたどり着けません。断片的に聴いてはいるんですが、全体を通して聴いていないので、まだ感想のようなものが書けないでいるんです。今のところの印象ですが、それなりに聴きやすいものになっていますがちょっとシンセの音色が安易かなあ?というところです。
 ともかく、ちゃんと感想を書くためには全体を通して聴かなくてはならないですが、さて、いつになったら実現するでしょう?そうか!早く帰宅すればいいのか!でも仕事がなあ、はあ(涙)。

Tubular Bells

Tubular Bells

Duo Sonare Plays Mike Oldfield

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