ゼップ紙ジャケボックスの付録に萌え(笑)

 12月のリユニオンコンサート以来、再結成ツアーへの期待も高まり、メディアへの露出も多くなり、ついでといってはなんですがペイジが北京オリンピック閉会式にまで出演し、すっかりメジャー復帰のレッド・ツェッペリン。ツアーの方は相変わらず(?)パーシーの出方次第らしいですが、それにしてもこの盛り上がり、昨年までは想像もつかなかったもので、長年のファンとしてもびっくりです。彼らがロックの偉大な先達だということはわかっていましたが、まさかこれほど「現役度」が高い人気を誇っていたことは認識していませんでした。大したものです。
 この商機を逃がさないぞ!と誰かが思ったか不明ですが(笑)、また彼らのアイテムが出るそうです。紙ジャケ再発。はて?紙ジャケは過去2回くらい出ていたんじゃないかな、また?と思っていたら、なんだか今回は仕様が違うようです。詳しくはこちらを参照していただくとして、今回は高音質のSHM-CD・イギリスオリジナル仕様・ファーストは初回のみのカラーリング、ギミック完全再現、国内盤初版帯付きなど、思いっきりマニア向け(笑)。でもきっと売れるんでしょうね。ゼップの場合、内容(音楽)は間違いがないですから、初心者からマニアまでお奨めという感じです。
 冷静に考えると、ゼップはデビューするときアメリカの会社と契約したんですから(その会社がアトランティックで、12月のコンサートはそこの創業者であるアーメット・アーディガンの追悼イベントだったわけです)アメリカ盤が「オリジナル」なんじゃないかと思いますが、そのへんは堅いこと言いっこなしですかね?まあ、マニアの諸兄にとっては、これで「アメリカ仕様・イギリス仕様両方が紙ジャケで揃う!」というところでしょうか。
 ところで宣伝を読んでいて気づいたんですが、これ、全部を収録したボックスも出るそうで、しかもそっちにはファーストと「In Through The Outdoor」の別ジャケが付録としてついてくるそうです。ファーストはともかく(個人的には)、「In Through‥」はあの6種類ジャケが完全に揃うというので、僕はすごく惹かれています。実際のところ、あのジャケット、今アナログ中古盤で、オリジナルとかにこだわらなければけっこう安くコンプできると思うんですが、紙ジャケで揃うというのはちょっと食指が動きます。しかもこれ、ボックスの付録なのでそれを買わないと入手できない。うーん、実にマニア・ピンポイント攻撃(笑)。はっきりいってアメリカ仕様ジャケにも復刻帯にも興味はないですが(ギミック再現のみ興味アリ)この付録にはアンテナが反応してしまいました。気になる金額は28,000円。バラで全部買うのとほぼ同じ価格。フーの紙ジャケボックスの5万超ほどのインパクトはないですが、それでもけっこうなお値段。
 よく考えてみたら、僕はゼップ、アナログでもCDでも、そしてついでに紙ジャケでも持っています。だから今回は完全に見送ってもなにも実害はありません。でもなんだか、「付録」に惹かれるんですよね。我ながらバカだなあと思いますが(笑)。付録にワクワクするのってちょっと小児的かなあ?きっと気づかずにいればなんてことはないものだったんでしょうが、気になりだしたら止まらない。ちょっと前にも書きましたが、フーのチケットやら歯の治療やらでこの夏は経済的にまずい状況で、ボックス買うような余裕はないんですが、そういう状態だからこそ、「欲しいなあ」という気持ちがわき上がってきてしまいます(笑)。ああ、困った。店頭に並んでいるのを見たとき、スルーできるでしょうか?まったく文字通り「タダではすまない」存在ですねゼップって(汗)。

デフィニティヴ・ボックスセット<SHM−CD>(紙ジャケットボックスセット)

デフィニティヴ・ボックスセット(紙ジャケットボックスセット)