夏バテ気味の音楽雑記

 なんだか夏バテが完全に抜けません。体調が悪いわけではないし、仕事にもちゃんと行っていて、どちらかというと仕事はこなせている感じです。熱もないし家事もちゃんとやっている。でもなんだか怠いという感じ。いつもこんなだったかな?年齢のせいかな?ここ数日は、昼間はともかく朝夕は涼しくなってきて過ごしやすいので、早く復調してほしいものです。
 とまあ、そんな毎日を過ごしていますが、あんまりブログを怠けているのも申し訳ないので、身辺雑記的に少し書いておこうと思います。つまらないもので恐縮ですが、気が向いたら読んでやってください。
 先週から月曜にかけて、仕事関係の書き物がありました。長い論文ではなく、フォームを埋めるという感じものもですが、いろいろ書かなくてはならないことや「書き方を考えなければならないこと」があって、書く分量以上の気疲れをするというもの。骨子は先々週までに書き上げ、この土日で清書し、なんとか提出しました。おかげでこの土日は休日だったのに5時起きでした(ドレミが起きてからでは書けないので)。
 で、そんな時期でしたが、土曜日は渋谷まで行ってきました。ブログ友であり、ビートルズファンの大先輩でありringoさんのキルト展を見るためと、ビートルズファン関連のオフ会に出るためです。Ringoさんのキルト展を拝見するのは昨年に続いて3回目。今回の作品はあの「Love」をモチーフにした立派なもので、明るい色調が一際美しいものでした。
 オフ会は、年齢も性別もお仕事もバラバラのメンバーですが全員が「ビートルズファン」だということで、ビートルズ談義が止まらない止まらない(笑)。毎回思いますが本当に楽しい時間を過ごせました。上に書いた書き物は本当に消耗する(仕事上の建前みたいなことばかり書くから)ものなので、こうした集まりはとても「気持ちが解放される」ものでした。
 月曜日、その書き物を無事(?)提出して脱力していて、コールドプレイがゲスト出演した「SMAP×SMAP」を見損なってしまいました。正確にいうと、気づいていたんですが、もう眠くてテレビをつける気力が残っていなかったという感じ。でも今日YouTubeで検索したら、あっさり見つかって試聴できました。本当に便利になったものです。でも実際観てみての感想ですが、正直微妙(苦笑)。スティービー・ワンダーが出演したときはそんなに思わなかったんですが、今回はちょっと違和感がありましたね。でもコールドプレイってサマソニで「世界に一つだけの花」演奏したんですよね(これもYouTubeで観られました)。この番組出演があったから歌ったのかな?
 今日仕事帰りにちょこっとCD屋に寄ったら、ありました。ツェッペリンの紙ジャケ。出足好調みたい。そして例のボックスもありました。実物は1セットだけで、残りは「お求めの方はこちらをお持ちください」と空のCDケースが陳列されていたんですが、けっこうたくさんありました。売れるんだろうなあ。ゼップの場合、昨秋「狂熱のライヴ」DVDボックスが即日完売して、その後ネットで「しょぼいセットだった!損した!」という怒りの声が相次ぎましたが(僕は未購入なので真実は知らないですが)、今回はどうでしょう。ちょっと前の日記に書いたように、僕も正直欲しいなと思うものですが、中身は(音が良くなったらしいですが、音楽としては)知っているし持っているし、そんなに簡単に買える価格ではないので、今回は見送りました。
 代わりといってはなんですが、クラシック売り場を眺めて、1500円で1枚購入。アルゲリッチが演奏したラヴェルのピアノ協奏曲(まだ聴いてませんが)。それにしてもクラシックCDの「価格破壊」はすさまじいものがありますね。ボックスなんか、30枚くらい入って1万円切ったものもありました。これで演奏が一流どころばかりというのもすごいです。ユーザーとしてはありがたいですし、若い頃経済的な理由で買えなかった名盤が安く(1000円くらいで!)買えるのはいいことですが、この価格で往年の名演が買えるとなると現役の演奏家は分が悪くなるのではないかと心配になります。このことはいずれ稿を改めて書こうと思っていますが、長い目で見ると、業界全体に悪い影響を及ぼすのではないかなあとちょっと思っています(日本のCD価格が相対的に高いということはさておいて、ですが)。
 とまあ、夏バテと自称するわりに出歩いたりしてますが(笑)、ここ数日の音楽系雑記でした。今外では秋の虫が鳴いています。空を見上げるときれいな月が見えます(上弦の月よりちょっと進んだくらいかな)。窓を開けていると風も涼しく、ベランダに出て風に吹かれていると怠い体も少し癒された気持ちになります(「たんぽぽのお酒」の、ジュウナスさんの小壜のよう)。明日も予定はいっぱい、昼間は息抜きの暇もないですが、もうちょっとの辛抱かもしれないですね。