いろんなものが近づいて来る!
10月は仕事関係で忙殺されて、気がつけば11月。そして気がつけば来週はザ・フーの来日公演が始まります。ついに来ましたね。夏に発表され、そのとき「11月まで死ねない」と思ってから早数ヶ月。いよいよです。ここに来て音楽雑誌などでも記事が増えてきて(新作ドキュメンタリーのプロモーションもあるのかな?)、TVCMを見かけることもあり、気持ちも盛り上がってきます。思えば4年前、横浜で初体験したフーはまさしく「現役」でした。今回は初の単独、しかも「Endless Wire」という新作を経ての、真の意味での「現在進行形のバンド」としての来日です。僕は関東の公演全制覇しますが、大阪も含めて全部行かれる人も多いでしょう。日本では売れていない、キースがいないフーなんて、ジョンがいないフーなんて、といろいろ言われてきましたが、僕にはそんなこと関係ありません。今のフーも紛れもなくあの「ザ・フー」だと確信しています。本当に楽しみです。
そしてそのフーの日々が終わると、今度はキャロル・キングが来てくれます。昨年も観に行きましたが、それは単独ではありませんでした。今回は待望の単独公演です(なんだかフーみたいですね)。僕は22日の東京国際フォーラムに行く予定です。実はこの前日が仕事の大きなヤマ場なので、それを終わらせてから、ゆっくりキャロルの歌声にひたれます。今CD屋に行くと、彼女のアルバムは新旧の作品が紙ジャケや豪華限定盤などでたくさん並んでいます。少し前まで「つづれおり」はじめ70年代のものしかなかったのに、とても嬉しい状況になっています。やっぱり昨年の来日が大きかったんでしょうね。
そして、今月はもうひとつ(個人的に)ものすごいことがあります。あのガンズ・アンド・ローゼズの新作「Chinese Democrasy」が出るというのです。一体何回「出る!」と言われてきたんでしょうか?ひょっとするともう15年以上「出る」というニュースだけで話題を繋いでいたかも知れません。イジーもスラッシュも去り、というかもうアクセルしか残っていないガンズにどれだけ魅力があるのか、ちゃんと音楽が出来ているのか、正直僕自身もわからないですが、これまた「その日」が近づいてくるにつれて、ドキドキしてきました。どんな音楽になっているんでしょうね?僕はサマソニも未体験ですし、ちょこちょこリークされていた音源も未チェックなので、本当にこの手でアルバムを手にするまで予想もつきません。どうなっているんでしょうかね?
そんなこんなで、11月になってから、フー、キャロル、ガンズをよく聴いています。もちろんどれも馴染みのもの、いわゆる旧譜ですが、「いよいよ!」とか「遂に!」とか思いながら聴いているといつもと違う感じです。音楽も僕も1歩ずつ近寄ったような感じ。そして聴いていて感じる、ちょっと宙ぶらりんなワクワク感覚は、音楽ファンの醍醐味のひとつです。
さあ、もうすぐだ!
Welcome to My Living Room [DVD] [Import]
- アーティスト: Carole King
- 出版社/メーカー: Rockingale Records
- 発売日: 2016/02/05
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 5回
- この商品を含むブログ (6件) を見る