ジョン・アンダーソンさま、お大事に。

 今日の南関東は曇り空で気温も低く、いかにも冬の1日でした。午前中は買い物、午後は散歩と、それなりに過ごしましたが、やっぱりおうちが一番(笑)、部屋でビデオを観たり本を読んだり。今日はふと思い立ってジョン・アンダーソンのものをよく聴きました。「オリアス」とかヴァンゲリスとの「Private Collection」(のA面)とか、あまりロック的ではない方向の曲を選んで聴きました。こういう感じだと家族もあまり文句を言わないので便利です(笑)。
 昨年、病気のためにイエスの40周年ツアーに参加できなかったジョンですが、その後どうしているんでしょうか?グループの方はなんと「コピーバンドのそっくりさんボーカリスト」を入れてツアーを決行したらしく、オフィシャルサイトで見るとまだ続行中のようです。漏れ聞くところでは、自分抜きでのツアー決行に対して非常に気分を害していたらしいジョンですが(まあ自然な感情ですね)、病状の続報もほとんどなくなってしまい、心配していました。今日、ジョンの音楽を聴いたついでに調べてみたら、やっぱり情報は少なかったながら、快方に向かっているらしいことはわかりました。ジョンのオフィシャルサイトに短い文章があって(昨年の9月のものですが)、スタンフォード大学病院で治療をしていて、「getting so much better」だと書いてありました。別のインタビュー(昨年10月)でも、秋以後仕事を再開しているらしいことを語っていました。「生まれ変わったようだ」という言葉が載っていました(サイトはこちらです)。「ツアーをするようになるまでにはまだ何ヶ月かかかるだろうけれど、僕の夢は必ずかなうんだよ」と、いつものとおり前向きな話しもしていました。
 イエスのサイトには何も明記がないうえに、情報が少ないので確信にまでいきませんが、重い病気であったことは事実で(喘息以外にも、どこかの手術をしたらしいです)、今は療養中、でもボツボツ仕事も再開している、そういう感じのようです。
 ロックミュージシャンの健康というと、かつでは「アルコール」「ドラッグ」などの「ロックンロール・バビロン」的な話しが多かったんですが、だんだんこういう「年齢相応」のものが増えてくるのかも知れませんね。健在で(地味ながら)活動中の人が多いプログレ系のミュージシャンにも、残念な知らせが届くことが増えてきました。ロックボーカルの世界でも追従者がまったくいない唯一無二のジョン、どうぞお大事にして、元気な姿を見せてください。気長に待ってます。

Olias of Sunhillow

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