小ネタ またもや始めた運動と「その伴走曲」

 走り出しました。
 以前ウォーキングをしていたんですが、風邪をひいたり仕事や私生活が忙しくて中断していました。こういうことは一度止めるとずうっと再開できないもので、そのまんま昨日まできたんですが、最近どうも身体が重い。いやもうずっと重かったんですが、なんの対策もとらないままにしていたら、本当に身体の重さが気になりだし、服もなんだか窮屈になってきました。で、ついに始めました、ジョギング。
 ちゃんと(ユニクロで)ウエアも購入し、今朝から始めましたよ。約30分、初日だったんで序盤でへばってしまい、走っているというよりも歩いているという感じでしたが、ともかく久しぶりに運動再開です。今日の南関東はよく腫れていて気持ちよかったです。
 で、走って(歩いて?)いるときは当然音楽を聴いているわけで、今日もiPodを首から下げていきました。そのためにわざわざネックストラップまで買ったんですから(笑)。なんでも「カタチ」から入るんです(笑)。
今日聴いたのはロックじゃありませんでした。モーツァルトのピアノ協奏曲第26番。輸入盤の全集で、Jos van Immerseelという人のピアノ、どうも弾き振りのようです。ジャケット(紙ボックス)に「on hiisorical instruments」とあることからわかるように、いわゆるピリオド演奏(楽器のクレジットも「fortepiano」)です。古楽というのは、いろいろ意義があるかとは思いますが、じゃあ今までのリスニングライフを根底からひっくり返すコペルニクス的なものかというと、そこまでは思えないなあというのが個人的な感想ですが、この演奏もその意味では「心から楽しんでいる」とはちょっと違う感じで聴いています。まだ「勉強中」という感じ。フォルテピアノの響きは普通聴くことのできるピアノよりも軽く堅く乾いていて、好き嫌いは分かれそうです。
 でも今日、ダラダラ進みながら聴いていたら、なんだかとてもよかったです。梅雨入り前の朝の明るさに、その乾いた音色がよく映えて、気持ちよかったです。交響曲や歌劇よりも朝の雰囲気に合っていたのかも。26番はいわゆる「戴冠式」協奏曲で、僕は正直そんなに好きな曲ではないんですが(20番や21番の方が好き)、ピリオド演奏が曲の派手な部分を中和してくれて、朝の気分によく合ってくれました。もちろんモーツアルトはどんな時刻に聴いてもいいですが、こうやって運動しながらでもちゃんと感動できます。演奏時間も約30分でタイムキーパーにもなるし(笑)。
 さて、朝のジョギングですが、もちろん明日も行く予定です。明日は何を聴こうかな?いっそこのままモーツアルトのピアノ協奏曲、1番から順に聴いていこうかな?それだと約1ヶ月もちますね(笑)。次に交響曲で41日もたせて、という具合にどんどんいって、最終的にモーツアルト制覇!おお、目標ができたぞ!問題はモーツアルト全曲は持っていないことだな。なんのことはない、健康のために走り出したという話しだったのに、最後はCD購入の段取りみたいになっちゃいました(笑)。
 さあ、明日も晴れてくれるかな?