小ネタ ビートルズ来日記念日とうちの娘(親バカネタです)

 うちの娘(3歳11ヶ月、HNはドレミ)は生まれたときから「パパが聴く音楽」を聴いています。別に自発的に聴くわけではなく(一部そういうときもありますが)、単に「流している部屋に一緒にいる」ということが多かったんですが、そのおかげか(笑)、だんだん覚えてきているようです。ずっと以前、「Please Please Me」を「かもんかもん」と言って聴きたがっていたことはこのブログにも書きましたが、最近はちょっと進んできました。
 今日6月29日は、ビートルズが日本に来た、まさにその日です。43年前の今日、ビートルズがハッピを着てタラップを降りたことは、さほどのファンじゃなくても「どこかで聞いた・どこかで見た」ものでしょう。このときの大騒ぎは、あらゆる意味で語り継がれる「伝説」になりました。今朝のテレビでもその話題を取り上げていました。キャスターが「今日はビートルズが来日した日なんです」と言い、画面には「ハッピ」や「武道館公演の映像」(例のマイクヨレヨレの「Paperback Writer」の一部と、モスグリーンのスーツを着た「Yesterday」の一部)が流れました。9月発売の「リマスター盤」関連のタイアップだと思いますが、それにしても朝一番から彼らが観られてうれしくないはずがありません。ちょっと良い気分に浸っていると、急にドレミがテレビを観ながら僕に言いました。
 「パパ、これビートルズ?」
 これにはちょっとビックリしました。実はちょっと前にビートルズの写真を見たドレミから同じように「これビートルズ?」と尋ねられ驚いたばかりだったんですが(そのときのことは某SNSのコミュにも書き込んで、暖かいコメントをいただきました)、そのときは正直「偶然かな?」と思ってもいました。ところがこれで2回目。どうも親の欲目でもなさそうです。それにしてもどこで覚えたんでしょうね?音はともかく写真や映像はそんなに観るような環境じゃなかったはずですが?子どもの記憶って想像以上にすごいのかな?
 理由はともかく僕としてはとても嬉しいです。ドレミが将来なにに興味を持ち、どんなことをしたいと言い出すかは、まだ全然わかりませんし無理強いもしませんが、できたら、できたら、ビートルズ好きになってくれるといいなあ。
 今これを書きながら部屋には小さなボリュームで「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」を流していますが、つい今しがたドレミは「When I’m Sixty-four」に合わせて不思議なダンスを(ニコニコしながら)踊っていました。実に単純ですが、僕はとても幸せです(笑)。43年前にやってきた「伝説」に思いを馳せつつ、おやすみなさい。