小ネタ またもやフィギュアでロック発見!

 今ずっと、ニルヴァーナのライヴとフー・ファイターズのベストを聴いています。いろいろ思うところはあるんですが、今日はその話題は置いといて。さっきテレビでやっていたフィギュアスケートの話題です。もうおわかりの方もいらっしゃるかと思いますが(笑)。
 ジェレミー・アボット選手の選曲、「A Day In The Life」でした!ちょっと前に書いた日記で、小塚選手がジミ・ヘンドリクスの「Bold As Love」を使っていたと書きましたが(アルバムバージョンとは違うのではないかと書いたところ、コメントで4枚組ボックス「The Jimi Hendrix Experince」ではないかとお教えいただきました。聴いてみたら、確かにインストものの「Bold As Love」が収録されていました。競技の方を録画していないので確証はないですが、たぶんこれだったと思います)、今回は曲名も演奏者も間違いっこありません。これはジェフ・ベックのバージョンですね。競技用に編集されていましたが、なかなか巧みなものでした。最後のオーケストラ上昇に合わせてスピンするところなど、予想どおりといえばいえますが、それでも嬉しくなってしまいます。オリジナルでは「I’d like to turn you on」の部分でくるくると回転し続ける様は、どこかサイケデリックな印象でした。
 もともとはあのジョージ・マーティン引退記念盤(?)「In My Life」に収録されていて、そのときも人気があった曲でしたが、最近のジェフはコンサートでも積極的に取り上げていて(2月のクラプトン競演コンサートのときも生で聴けました)、ファンにはお馴染みのものになっています。
 なんだかこういうの、嬉しいですよね。僕はクラシックも聴くしジャズも少し聴くので、スケートやシンクロナイズド・スイミングで流れた曲の名前くらいは分かることが多いんですが(美姫ちゃん、モツレクはちょっと、止めた方がいいんじゃないかなあ?)、ロック系が流れて、しかもそれがなにかわかったりするとはしゃいでしまします。「Paint It Black」も「Riders On The Storm」もありましたし、ビートルズ・コンチェルトなんてものもありました。エキシビジョンではバラエティに富んだ選曲が楽しめますが、正式競技でのそれはまた別な意味で(僕のような音楽ファンにとっては)格別です。
 来年がオリンピックということで、毎回「順位が!」とか「切符を手にするのは!?」とか盛り上がりますが、僕は選曲も含めて各選手の妙技に見惚れてしまいます。誰がどういう順位・成績であろうとも、みんなが全力で競技できますように。