I Can’t Stand KAMEMUSHI!
明日はちょっと予定が入っていて朝早く起きなければいけないので、今日は「書けませんすみません」とだけ書こうと思ったんですが、思いもかけずネタができたので一言。
どうぷさんのブログで、スティーヴ・クロッパーとフェリックス・キャバリエの共作プロジェクトの2作目「Midnight Flyer」が取り上げられていました(こちらです)。とてもいい作品だと書かれていたのに興味を持ち、今日の仕事帰りに飼ってきました(1作目も未入手だったのでそちらも)。
で、出先でも聴けるようにすぐにリッピングし、iPodに入れ、早速夕食後コピの散歩に出たときに聴きました(そういえばコピも「Cavaliere」ですわ)。ちゃんとした感想を書けるほど聴きこんでいませんが、確かにいい作品でした。全12曲で40分弱というボリュームも実にタイト。それでいて物足りないということもありません。主役2人の名前とキャリアから(失礼ながら)思いっきりレイドバックしたものを想像していましたが、地に足のついたブルーアイド・ソウルでありますが過度に「昔くさい」わけではなく、楽曲や演奏のよさも手伝ってちゃんとリアルタイムの作品として成立していました。まだ聴いていませんが、1枚目もきっといい作品なんでしょうね。
で、ここまでが前振りで(笑)、ここからが非常に間抜けな本題です。昼間の熱気も冷めた夜の住宅街を愛犬と散歩しながら、買ったばかりのアルバムを聴く、市井の音楽ファンとしてはとても幸せなひとときを過ごしているとき、ふと首の回りに変な違和感が。なにかがシャツの襟のあたりにいて、ゴソゴソと動いています。
虫だ!瞬間的にそう思った僕は襟のあたりに手をやりました。果たしてそれは虫でした。小さな、そして強烈にクサイ。
「ああっ、カメムシ!」と頭が理解したときにはもう遅く、僕の手はカメムシの匂いですっかりくさくなってしまいました。襟のあたりからも変な匂いが感じられます。油断して掴んだのでしっかり匂いがついてしまいました。
あーあ、なにもこんな素敵な夜にカメムシ出てこなくたっていいのに。本当に間が悪い。せっかくの夜が変に匂いになっちゃいました。
ところで僕がカメムシに気づいて手で触ってしまったとき、偶然ですがiPodでは「I Can’t Stand It」という曲が流れていました。「こんな苦しみには耐えられない」という曲が。まったくそのとおり。そのまんまそのときの僕の気分です。なんだかこのアルバム聴くたびに、この曲聴くたびにカメムシ思い出しそうです。こんなシンクロニシティいやだ(笑)。どうせだったら8曲目の「Sexy Lady」のときにシンクロニシティ起こってくれたらよかったのに(爆)。
- アーティスト: スティーヴ・クロッパー&フェリックス・キャヴァリエ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: CD
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