毎日更新月間完走!

 とういわけで、毎日更新月間が今日で終了します。なんとか自分で立てた目標を達成できました。何回かはあからさまに「間に合わせ」みたいな一言もありましたが許してね(笑)。今月は仕事でちょっと忙しかったし、陽気のせいか体調も思わしくないときがありましたが、途切れなくてよかったです。
 7月1日の日記を読み返したら「デッド・ウェザーについて書きたい」「原田真二も」「M.I.Aも新譜出すし」などと書いていました。ああ、一つも書けなかった。M.I.A.はニューアルバムちゃんと買ったんですよ。でもなにか書くほど聴きこめなかった。実はエミネムの「Recovery」も買ったんですが、これも聴きこめなくてちゃんと書けないまま7月が終わってしまいました。どちらもいいアルバムでしたよ。特に「Recovery」はエミネムが「Relapse」を踏まえて次の段階に、ちゃんと意識して進んだという感じで僕はものすごく評価しています。これについては必ず書くつもりです。
 旧譜関連もいろいろ聴きました。個人的に今月は、職人的ソングライターに興味が向いた時期で、ラス・バラード、ジミー・ウェッブなどをよく聴きました。フェイセズが再発されたのを機に関連アルバムも聴きましたが、ものすごく久しぶりに聴いたイアン・マクレガンのアルバムには聴き惚れました。つくづくフェイセズって奥深いバンドです。
 知らぬ間にプリンスが新譜を出していました。これまた海外では新聞だか雑誌だかの付録扱いで「事実上のタダ配り」したようです。質素な紙ジャケ、「プロモオンリー、非売品」とクレジットされていて、発売元は「NPG Record」。もう完全にレコード会社とは縁を切り、独自の道を歩み始めた殿下。ネット時代のアーチストとファンの関係は、プロモーションと音楽活動のありかたはどう変化していくのか?日本の向谷実氏の活動なども含めて、次の時代の音楽(とその環境)がどうなるのか興味は尽きないです。ちなみに内容はいつもどおりのいい内容。で、またもやちょこっとイジワルな仕掛けが(笑)。まあ「Lovesexy」よりはましかな(笑)?
 久しぶりに村上春樹を読みました(これは日記に書きましたね)。ランニング関連の本でしたが、作者が小説家として出発し生きていく過程を重ねるように書いているので、大変興味深く読めました。すぐ影響を受けるのでウォーキングの途中、少しだけ走ったりしています。でも意地になって、走っているときのBGMは最近のものばかり(笑)。
 「ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験」(大鐘良一、小原健右 光文社新書)は本当に感動しました。これを読むとすべての宇宙飛行士を尊敬できます。またこれを読んで、宇宙飛行士に求められる能力や資質は、宇宙飛行士以外の職業でも多かれ少なかれ必要とされるものだということを知ることが出来ました。自分の仕事をしばし振り返って考えてしまいましたよ。絶対の推薦書です。
 唐沢なをきの「電脳なをさんVer.1.0」もよかったです。なんと前巻から6年ぶり(あいだに週アスの増刊がありましたが)。たくさんある単行本未収録エピソードも含めた完全版をぜひ出して欲しいなあ。
 というわけで、いつもどおりとりとめなく過ごした7月でしたが、いろいろな感動ももらった1ヶ月でした。馴染みのあるアーチストはもちろんですが、新しいアーチスト、新しい音楽にも感動をもらいました。来月もきっとそうでしょうね。そうであればこそ、僕は今も「現役ファン」でいられるのです。さあ、来月はどんな感動を得ることができるでしょう?今から楽しみです。毎日更新月間は終わりますが、明日からもがんばってなるべく頻繁に更新しようと思っています。オヤジのつぶやきのようなものですが、よろしかったらおつきあいください。今月はありがとうございました。8月のみなさまに幸多からんことを。では、おやすみなさい。

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 (光文社新書)

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電脳なをさん ver.1.0 (電撃コミックス EX)

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20Ten

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