「Live At Leeds」40周年記念盤リリース!

 昨日知った情報なんですが、ザ・フーの傑作「Live At Leeds」の「40周年記念スーパー・デラックス・コレクターズ・エディション」(長いタイトルだなあ)が出るそうです。CD4枚組で(たぶん)ボックス入り。内容についてつかんでいるところでは、既発売の2枚組CDと同時期の未発表ライヴ(いずれもSHM-CD)、オリジナル仕様の重量盤アナログLPとブックレット、7インチシングルなど、それなりに豪華なものになっています。価格は1万6千円だそう。うーん。内容が悪い訳はないでしょうね。というか「Leeds」についての評価は変わりようがないですから安心です。ただ、ちょっと疑問も。
 「Leeds」の記念盤と銘打っているのに、リーズ関連の新発表はなにもないようなのが気になります。未発表ライヴは翌日に収録されたものとのことですが、内容はさておき「Leeds」記念盤への収録でいいんだろうか?もう少し突っ込んでしまうと、この時期のライヴは今までもいくつも発表されているので、正直ものすごい新鮮味は感じないのです。もちろん聴けば興奮感動するんでしょうが、どうもすっきりしない。アナログについても、もう所有している人も多かろうにと思ってしまいます。付録は実際に見るまでは態度保留ですね。でも今のところの事前情報では、オリジナルのアルバムについていたオマケの復刻はないようです。
 ところで僕はいったい何枚「Leeds」を持っているんでしょう?まずアナログのLP。これは2枚。1枚は1980年くらいに出た国内盤。1500円ほどの廉価盤です。もう1枚は中古盤、レーベルはトラックではなくアトコですのでアメリカ盤ですね。数年前に東京下北沢にある有名なアナログ専門店で購入しました。1200円。で、これがなんとオマケがひとつも欠けていない美品なんですよ。ポスターまで完備された完全版。よくこれほどのものを1200円で買えたものです。恐るべし下北沢の某有名店。
 そしてCDは「6曲入り」が1枚。これはごく普通の国内盤。そして2枚組(25周年記念)が2つ。通常のものと、オマケが復刻されてLPサイズのボックスに入ったもの。輸入盤で、どうやら限定版だったようです。そして2枚組の「デラックス・エディション」が2つ。これが2つある理由は不明(笑)。でもいくら数えても2つある。おかしいなあ(笑)。
 そして次は「紙ジャケ」シリーズが2つ。これが2つある理由はわかります。1枚は最初のリリース時に買ったもの。もう1枚は数年後に再発された際にディスク・ユニオンが特典としてつけたボックスが欲しくて大人買いしたときに入手したもの。基本的に内容は同じです。これで全部。合計9つ。
 どうです、バカでしょう(笑)?各エディション1つで足りるのに、こんなにあります。もちろん後悔などはしていませんが、なんだかなあと思わないでもないです(笑)。で、今回の40周年版。これを入手するとついに「Leeds」関連10アイテムになってしまいます。いや、マニアな方の中にはもっとすごい人がいらっしゃることは知っていますが、それでも同一タイトルで二桁というのはちょっとなんだかなあ(笑)?ビートルズだってそんなことにはなっていないのに。 これはやっぱり、内容に違いがあるということが大きいですね。最初のアナログは40分収録、それが25周年で倍の80分、そしてデラックス・エディションでさらにその倍(CD2枚組)、どんどん長時間になり、リリースが下るごとに内容が完全なものに近づいていきます。となるとファンは買わずにいられない。いやあ、踊らされてますね(笑)。
 最初に書いたように今回のボックス、内容(音楽についてではないですよ)については疑問もあります。それでも僕は買うことになりそうです。これを買って、ついに10セット達成して打ち止めにするのが切りがいいですよね。それにせっかくの「40周年」ですからね、50周年で生きている保証ないし(笑)。まあ、バカであることは間違いないですが(笑)、10セットまでいくとそれも笑いに出来るかと思いますし(笑)。というわけで、めでたく購入の暁には、内容のご紹介もしたいと思います(主に付録について)。さあ、1万6千円工面しなきゃ(笑)。