今日はひとこと、ビートルズ配信系小ネタ

 昨日から始まったiTunes Storeビートルズ配信ですが、現在(11月18日午後10時半過ぎ)シングルチャートのベスト200に30曲以上がランクインしています。同じ曲が複数順位にエントリーされているので(オリジナルアルバムからのエントリーと赤盤青盤からのエントリーなど)実数は少し変動しますが、一割以上がビートルズです。
 アルバムはもっとすごくて、ボックスも含めた全17アイテムすべてがベスト100のなかにエントリーされていて、赤盤青盤が2位3位を独占、そして第6位にボックスが入っています。上位100位の17%がビートルズ(計算楽だw)。
 もちろんこれは予想の範囲内ではあります。初動は熱心なファンが飛びついてこれくらいにはなるでしょう、なにしろビートルズだもの。一般紙にまで報道された配信開始ですからね。
 でも僕はこれによって、ビートルズは次の時代にも大スターであり、広く聴かれ続けるようになったと思っています。ベテランの音楽ファンほど「聴かず嫌い」が多い配信音源ですが、僕は全然問題ないと思っています。過度の音質論議は音楽を楽しみ慈しむという本筋から外れがちで、そうした視点から格下に見られようと、こうして気軽に聴ける音からも、ビートルズの音楽が持つ感動はちゃんと伝わると思っています。なによりも、こうした動きにより、若い音楽ファンにとってビートルズが身近なものになってくれて、聴いてもらえるようになるのなら、これ以上のことはないと、大真面目に考えています。
 アップルのサイトでは「すべてを変えたバンドがiTunesにやって来た」というキャッチフレーズが載っています。そう、ビートルズはすべてを変えた。そしてまた今、なにか大きなものを変えようとしているんだと思います。
 いや、実は僕、まだ1曲も買っていないんですけどね(笑)。だってもういっぱい持ってるから(笑)。それにボックス特典の「ワシントンD.C.」完全版も欲しいんですが、そんな金ないし(笑)。というわけで、今回の配信開始に関して、まだ一銭も落としてないんですが(笑)、未来は明るいと、そう心から信じています。