小ネタ「萌えこそすべて」(笑)

 わけあってクリスマスソング、今年はもうおなかいっぱいのshiropです(笑)。本当にもう、今年分のクリスマスソングは堪能してしまいました。なぜかはここに書けないんですが、あるテレビ番組が関係しているとだけ申しておきましょう(笑)。
 気がつけばビートルズ配信の話題で何回も書いている今日この頃ですが、今日もちょっと方向性は違いますが、同じ話題ですスミマセン。
 「電脳なをさん」というコミックがあります。「週刊アスキー」に(ジョブスがアップルに復帰する前から)連載中の、僕が大好きな唐沢なをき作品ですが、今週発売の12月4日号に掲載されているものが、モロに今回の配信開始をネタにしています。そしてこれがすごい!
 簡単に紹介しちゃいますと、今回の配信の予告画面を巡って4人の男性が「iPodの新製品が出るんじゃないか?」「アップルとソニーが提携するんだよ」などと話していると、そこに黄色い潜水艦がやってきて…という内容。語り口や落とし方はいつもの「電脳なをさん」なんですが、その絵が非常に凝っていてイイ!お察しがついた方もいらっしゃると思いますが、上記の4人が我らがファブフォー。しかもご丁寧にアニメ映画「イエロー・サブマリン」の絵柄です。黄色い潜水艦はもちろんアレ。乗っているのはジェレミーという凝りよう。
 途中不思議な海を通ったりペパーランドのような場所にも着きますが、それも映画と同じデザインの絵だし、2コマ出てくる潜水艦の内部もかなり映画に忠実に描かれています。オチは実際にネット上にあったという反響の一部を採用したもののようですが、この絵だけでもビートルズファンには嬉しいです。いつも凝っているタイトル部分もちゃんと「Yellow Submarine」ジャケットのロゴを模しています。見開き2ページの短いものですがら、ぜひ実際に読んでみていただきたいですが、「みなさんヘルプです」「ああ抱きしめたい」「萌えこそすべて」「愛は金じゃ買えないんだろ!?」など、曲名セリフも楽しい楽しい(笑)。
 このニュースから約2週間という時間を考えると、ものすごく短い時間でこれだけ練り上げたことになり、そのへんについても素直に「すごい」と思ってしまいます。「ジョージとポールの区別がつかない」と一部で評判の「さるご親戚」の方とは一線を画すマニアぶりと、ちゃんと対象に向かい合って敬意をもちつつ笑いに繋げる手腕は、さすが「ヌイグルメン!」の作者だけあります(「さるご親戚」の方には、僕サインいただいたこともあり、以前はそれなりに好きだったのでちょっと複雑な心境ですが)。
 それにしても、まさか週アスでこんなにディープでかつ笑えるビートルズに出会えるとは思いませんでした。恐るべしビートルズ、いや、唐沢先生かな(笑)?さあ、それではみなさんご一緒に「All You Need Is MOE〜♪」(笑)。

YELLOW SUBMARINE

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電脳なをさん ver.1.0 (電撃コミックス EX)

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