緊急予告!「題名のない音楽会」にタルカス登場!

 今日は日曜日、仕事も休みだったので朝はのんびり。「スイートプリキュア♪」を見終わった後、「題名のない音楽会」も観ました(余談ながら「スイートプリキュア♪」は音楽がモチーフの作品。主人公の2人が音楽を聴くシーンがあったんですがCDではなくアナログ盤のLPでした。ちょっと嬉しかったです)。今日の内容もそこそこ楽しめるものでしたが、次週予告にサプライズがありました。今日の本題はそれ。
 いきなり「クラシックとロックの融合がナントカカントカ」というナレーションとともに聴き覚えのある曲が流れてきて、一瞬「おっ」と思った瞬間画面には、あの「タルカス」フィギュアが!「クラシックmeets ロック〜新作!プログレ交響組曲」と銘打ったものを放送するらしいのです。同じような趣向の回は以前にもありましたが、今回はもう少し突っ込んだものになりそう。なにしろゲストにあの「タルカス管弦楽版」を編曲し初演した作曲家の吉松隆氏がいらっしゃるのです。番組のサイトでも確認できますが、当然あの「タルカス」も演奏されます。もしかして初演以来の演奏かな?他のゲストも山田五郎氏、マーティ・フリードマンさんなので、(いつものA先生やヴァイオリニストのT女史と違って)変な間違いや我田引水の心配もないでしょう。欲をいえばスターレス高嶋氏にも登場してほしかったけれど(笑)。
 ともかく、個人的には「タルカス」再演がなによりも嬉しいです。CDを購入しトークイベントまで行った僕ですが、実際の演奏会には行けませんでした。トークイベントの時は吉松氏に「ぜひ再演をしてください」とお声をかけさせていただいたものですが、こういう形で実現するとは思いませんでした。でもテレビの影響って小さくないですからね。昨年の初演もCDも知る機会がなかった愛好家の方がこの番組でこういう動きを知り、それが反響を呼んでくれたらいいなあ。真面目な話し、試みは受け手の元に届いてこそのものですから、今回の英断には心からブラボーといいたいです。
 プログレというとロック論壇からは冷遇され、亜流の代表のように思われていますが、僕は「80年代以後出てきたメインストリートのロックでプログレの影響から逃れたものはない」と思っています。こういう番組でどういうふうに語られるのか一抹の不安はありますが(もともとクラシック番組ですからね)、トークイベントでの発言から吉松氏が本当にプログレ好きなことはもう知っていますから、期待していましょう。
 それにしても日曜の平和な朝のテレビ画面に映った「タルカスくん」のアップ!なんだかわからなくてポカンとしている妻と娘に説明する時の高揚感といったら!もちろん反応は冷たいものでしたが(笑)、そんなことは関係ありません。さあ、みなさんも2月20日の午前9時にはテレビ朝日にチューンインよろしく!
 あ、僕仕事だった、録画予約しなきゃ(笑)。

タルカス~クラシック meets ロック

タルカス~クラシック meets ロック

タルカス

タルカス

 追記、僕が吉松版「タルカス」について書いたエントリはこちらこちら。番組のサイトはこちらです。

 さらに追記、実際の番組を見ての感想はこちらにアップしました。タルカスそのものよりも番組自体に疑問を感じるようなものでした。