今年初めてのコンテンツは清志郎さん
今日は短文。
先日仕事でちょっと外出しました。そのときドライバーをやってくれた同僚(僕より何歳か年下)と、道すがら趣味の話になりました。今年度から一緒の職場になったのであんまりそういう話しをしたのは初めてだったんですが、なんとその彼も音楽を聴くとのこと。CKBが大好きという発言には、彼のキャラクターとしてピッタリだったので面白かったですが、その彼の口から忌野清志郎さんの名前も出てきて、思わず話し込んでしまいました。なんとその彼、あの2008年の完全復活祭を観に行っていたとのこと。「僕も客席にいたんだよ」と話したらビックリされてしまいました。まさか同じ職場に、あの空気を一緒に吸った人間がいたなんて(そしてそれを8ヶ月もお互い知らなかったなんて)。その彼、あの完全復活祭のDVDの「『ドカドカうるさいR&Rバンド』だったかなあ?観客席の映像で僕と妻が映っていたんですよ」なんて話してくれました。
なんだかものすごく嬉しかったです。僕はわりとはっきり仕事とプライベートを分けるタイプで、職場では趣味の話しなんかもあまりしないんですが、なぜか今の職場では共通の話題で話せる人が数人いて、その意味で雑談はしやすいんですが、まさか同じコンサート、それもあの「一生忘れられない日」を共有していた人がいたなんて、ちょっと信じられないです。
以前書きましたが、僕はそのDVD、所有していませんでした。一周忌のときに買おうとして店まで行き、なぜか買えないままここまで来ました。が、上記の会話をきっかけに、今日ついに購入しました。僕にとっては今年初めての音楽コンテンツ購入。それだけではなく、訃報以来ほぼ初めて(ロッキング・オン別冊以外)、清志郎さんのコンテンツの入手です。
今それを観ながらこれを書いていますが、改めていろいろなことが思い出されます。映っているという同僚ご夫妻の姿はまだ確認できていませんが、観客席のカットが多く、そこにいるお客さんはみんな嬉しそう、そして感激した表情です。同僚もきっとそんな表情なんだろうな。そして、もしかしたらもしかしたら、僕も映っているかも知れません。奇縁(?)で我が家に来てくれたDVD、じっくり観ていきます。清志郎さんの素晴らしい歌を聴きながら、自分の顔を探してみます。きっと僕も、この日に客席にいたみんなと同じ表情をしていたに違いありません。映っているかどうかはともかく、そのときの気持ちは清志郎さんの歌声とともに、永遠に変わりません。
- 出版社/メーカー: UNIVERSAL MUSIC K.K(P)(D)
- 発売日: 2008/05/28
- メディア: DVD
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