小ネタ「平清盛」にタルカス登場!

 今日は非常にロートルなネタ。
 昨日(1月8日)に始まったNHK大河ドラマ平清盛」。観ちゃいました。もうずっと大河は観ていなかったんですが(昨年の「江」は妻が観ていた関係で横目で観てましたが)。なかなか面白かったです。第1回なんで手間がかかったものにもなっていましたし、先々を予感させる筋立てもよかったです。
 でも、僕がこの番組を観た目的は「ドラマが観たかった」ではありませんでした。「番組であの曲は流れるのか?」でした。もうお分かりでしょうが、「あの曲」とはELPの「Tarkus」。
 年末に始まった同番組の予告編で吉松隆版「タルカス」が流れたことは、熱心なファンの間で話題になりました。ドラマ自体の音楽担当が吉松氏だということで「本編でも流れるのではないか」「いや、予告編だけの使用だ」などとネットでの情報交換が行われていました。で、もしかしたらと思ってチャンネルを合わせたんですが…。
 オープニングのクレジットでいきなり「挿入曲『タルカス』キース・エマーソングレッグ・レイク」と出たので「おお!」と驚き、そのまんま(注意力の大半を音楽に注ぎつつ)鑑賞したんですが、ついに最後までそれらしいフレーズは聴けずじまい。「??」と思ったところ、「次回予告」で、来ました!これはまぎれもなく吉松版「タルカス」の「噴火」、いや、「アクアタルカス」かな?どっちにしても「あのフレーズ」です。ここかあ!?なるほど、なかなかいい使い方。これなら本編の音楽と干渉することもなく、スムーズに「座る」ことが可能です。いやあ、満足しました(笑)。オープニングにクレジットまで入れるくらいですから、これからも使われるんでしょうね。楽しみです。それにしても、昨年は子ども番組「シャキーン!」でも「Infinite Space」流れたし、NHKにはELPのファンがいらっしゃるのかしら(笑)?僕としては嬉しいですが。
 こうなるとちょっと欲が出てくるな。ドラマの性質上今後合戦シーンもあるでしょう。緊張感を高めるのなら、「TARKUS」の音源は使えるんじゃないかな?ぜひ1回くらい使ってもらいたい。どうでしょ関係者のみなさま、ぜひご検討くださいね(笑)。
 追記:この作品(吉松版「TARKUS」)については、これまでも数回このブログで取り上げています。僕はロックファンの立場から発言していますが、クラシックファンの方はなかなか厳しいお考えのようです。ご興味のある方はこちらこちらこちらこちらを読んでみてください。

タルカス~クラシック meets ロック

タルカス~クラシック meets ロック